11月3日は友部湯崎湖で行われたキャスティングの大会にI夫婦のYさんとペアで参加し、4組中2位(多分)の成績を納めてYさんがお着替えテントの商品をゲットしました。その後、のんびりと栃木県は壬生の東横インに向かい、ガストでご飯を食べて宿泊し、次の日の11月4日は初めての東照温泉釣り堀に向かいました。




↑準優勝のI氏


 連休なので奥様とともに(奥様は観光)新潟から関東に釣りに来ているNさんと、先日清遊湖にて某大会に参加した山形県から来たYさんと、昨日も一緒だった栃木県から来たIさん(奥様は本日は仕事で欠席)と埼玉県代表の我々が、またしても東北関東入り交じりで親睦を深める季節がやってきました。Yさんは今日だけだけど、Nさんは明日もアイファークラブの例会にゲストで来てくれる。遠方からの釣友との釣りは楽しみしかない。 しばらく会っていないのに、SNSやLINEでのやりとりで全然そんな気がしない。なにはなくともまずは釣りの準備。さて初めての釣り場ですからどこに入りましょうか。

 しかしすでに前日から東照温泉入りを果たしている我らがアイファークラブの代表、伊藤さとし氏がすでに良いポイントを我々のために押さえてくれているではありませんか。ありがたやありがたや。何の釣りをしたらいいか、お昼ご飯はなにが美味しいかまでしっかり情報をくれます。もちろんここは温泉もおすすめとのこと。源泉なので朝一番に入ると、体がぽかぽかして防寒着いらずなくらいと。今日みたいな寒い日は格別でしょうなあ。



 私たちが入ったポイントは「島」。橋を渡って上陸?します。一番手前にYさん(後から合流)、Nさん、私、Iさん、一つ開けていつものトーナメンターが入ります。新べらも入っているということで、みんな竿の長さは違えど、底釣りをチョイス。Nさんは18尺、私といつものトーナメンターは16尺、Iさんは竿の長さに合う仕掛けがなかなか見つからず、18尺を出したり16尺を出したり、結局15尺に落ち着きました。準備をしながらも近況を話したり、「あれ、これも足らないぞ」と焦るIさんをみんなで励ましたり、賑やかです。

 こちらの釣り堀は水が大変に綺麗。鬼怒川の水と温泉の水が入っているそうで、冬は温かく夏は涼しく、魚にとってはとても好環境だそうです。いいなあ、うちの近くにあればいいのになあ。

 手前から奥に向かって深くなっているので、ベストなポイントに底立てをするのは結構難しいと先に底を取っているNさんからのアドバイス。16尺で振り切り気味で底を測ると、私の位置は比較的底の状態は良さそう。他のみんなもそれぞれエサ打ちし始め、私も釣りをスタートさせます。ハリはセッサの5号でハリスは38cmと45cmにしてみます。エサは夏冬ペレ底のいつものブレンドです。

 一投打つとすでにサワリがあり、なんと2投目でチクっとしたアタリ❗️合わせるとしっかり魚の乗る感じ、そして重みのある引き、上げてみるとそこまで大きくはないですが綺麗なヘラブナが釣れてきました。水が良いだけあり、かなり魚は元気なようです。これは楽しいぞ。2枚目も数投後に釣れ、高釣果が期待されますがそんなに甘くないのが良いところ。



 その後は魚に止められ、エサが保たなくなってしまいました。なんとかなじませてもカラツンばかりで釣れない。いつものトーナメンターによると、「魚がすごくいるので、落とし込みをしなければ釣れないよ」とのこと。先ほど振り切りで底を測ったので、落とし込みだとわずかに場所がズレるのか、ナジミが出ません。しょうがないからもう一度タナを測り直します。こういう作業は底釣りの面倒くさいとこですが、この手順をおろそかにすると釣れないのです。

 タナを測り直して再度エサ打ちをするも、やはりカラツンばかり。他の仲間も魚の食い気に変化があったことを感じ取っており、アタリはあるけれど釣れなくなったとのこと。状況としては昨日はよく釣れたようですが、今日は渋いらしい。何かアプローチを変えなければ。

 日も随分高くなった頃、山形のYさん登場です。昨日の某大会の後の疲れなのか、長竿を出す元気はないと、9尺を出してカッツケセットをやるようです。これが大正解で、途中イレパクモードに。始終竿が絞って、「癒される〜」とかなりご機嫌❗️良かった良かった。魚も型の良いのばかり釣れてきます。そして途中から更なる栃木県メンバーとして、Aくんも合流。アイファークラブの例会にNさんと共に参加されたこともあり、久々の再会です。いつものトーナメンターとIさんの間に座り、なんと楽々21尺を振り込んで両グル底釣りで竿を絞ります。




 眼前には男体山をはじめとする日光の山々が綺麗に見えています。今はまだ山に雪はないようですが、本格的な冬ともなれば寒さはもちろんですが、雪景色なども楽しむことができそうです。そんな景色を目に収めながら、仲間同士で釣りに勤しむ・・・いうことなしですねえ。

 そしてさらに言うこと無しの時間、お昼ご飯のお時間です。さとしさんとそのお仲間の方と共に、旅館の一室をお借りしてお昼を食べます。メニューは色々あってみんな悩みましたが、ネギラーメンと鰻丼と唐揚げ定食を頼みました。ネギラーメンもかなり美味しそう(写真忘れてしまいました)。いつものトーナメンターは鰻丼、厚みがあって食べ応えがあったと嬉しそうに写真をパシャパシャ撮ってブログにアップしていました。そして問題の唐揚げ定食。手のひらサイズの唐揚げが大きなお皿に4枚乗ってました。(二人分かな)と思っていたらなんと一人分で驚愕しました。もちろん食べきれないので、ビニールパックに入れてAくんに2枚持って帰ってもらいました。味は肉汁たっぷりジューシー、衣もカリカリで私の好みであり、唐揚げ好きには堪りません。迫力もあるので、インスタ映えにいかがですか? 





 さとしさんのお仲間さんとも親交を温め、散々食べて喋ったので、お店の人にはご迷惑をおかけしてしまったかもしれません。本当にその節はお世話になりました。お店の社長には本当に様々な心遣いをいただきまして、感謝してもしたりません。


↑満足な一同


 さあかなりお昼ご飯で満足してしまいましたが、釣りも忘れちゃいけません。午後は午後で気持ち切り替えて釣りをします。みなさんにアドバイスをいただき、ちょっと釣りを変えます。ハリスを伸ばして、さらにエサも軽いエサに変更していきます。

 先ほどからカラツンが出るのは、魚の食い気が減ってエサの塊を嫌がっている傾向にあるからじゃないかと。なのでエサを軽くして、さらに針にふんわりとつけて、ハリスを伸ばして早めのアタリに照準を合わせます。すると、ウキが立ってゆっくりとなじんで、そこからチクッと小さなけれど鋭いアタリ。これだ❗️と合わせると、見事なサイズのヘラブナが釣れてきてくれました。その後は同じようなアタリが出て良いペースで釣れ続き、日光東照温泉の初めての釣り場を十分堪能できました❗️


 ここはナイターもできると言う話ですが、今日は山形に帰るというYさんもいるので夕方には竿を片付け、暗くなるまでぺちゃくちゃ喋っていました。大した話をしているわけではないのですが、顔を合わせて話しているだけでなんだか楽しい。そんな付き合いがもう6〜7年続いています。ここ日光はちょうどいい距離ですから、ぜひまたみんなで来たいねと話し、再会を約束しました。

 案内頂いたさとしさん、そして東照温泉の社長を初め釣り場でご一緒だった皆様、本当に色々ありがとうございました❗️