こんにちは。
着物ライフコンサルタントの原田牧です。
今年は、日本各地で夏祭りが自粛されておりますが、こんな夏だからこそお祭りではない、いつもの休日に浴衣で過ごされるのはいかがでしょうか?
浴衣はお祭りの時にしか着てはいけないものではなく、この時期はいつお召しになっても構いません。
ご自宅でのんびりと浴衣で過ごすのも良いですし、お出かけにお召しになるもの素敵だと思います💕
そんな浴衣ですが、いわゆる浴衣として着る方法だけではなく、着物風に着ることもできます。長襦袢を下に着て、帯を名古屋帯にすると、見た目は完全に着物と同じです。浴衣ではカジュアル過ぎて、もう少しキチンと着たい時にはオススメの方法です。
今回は、手軽な半幅帯を使って、カルタ結びの結び方をご紹介します。カルタ結びは、背中に結び目や凹凸がありませんので、普段着物にはピッタリな結び方です。背もたれするのもとても楽チンで過ごしやすいですよ!
では手順をご紹介しますね。
まず最初に、片方の腕を真っ直ぐ伸ばし、指先から反対側の肩まで手先を取ってください。
その手先を三角に折り下げて、クリップで留めて二巻きします。一巻き締めるたびに、しっかりグッと締めてください。
手先が体の真ん中に来るよう調整し、巻いた帯の一番下へ入れて引っ張り出します。
帯締めや三分紐で結ぶと、ポイントとなり、より素敵です。
カルタ結びは、時間も掛からず、お手軽な結び方ですので、ぜひお試しください。