こんにちは！
ジャカルタ在住、8ヶ月。
まだまだ働きたい駐妻のまきこです。
ご訪問いただきありがとうございます。
今日は題名の通りのことを
書こうと思うんですが、
「ね、だから駐妻って大変なの」とか
「私たちかわいそうでしょ」
なーんて世の中に発信したい訳じゃない。
いい訳したい訳じゃない。
これを読んで少しでも
今が大変な現役駐妻の方達が
「私がんばってるじゃん」
「そうそう！」
って思えたらいいなと思っています。
だって駐妻社会ってやっぱり
特殊でなかなか外から
わからないから。
◆メイドさんがいていいねー
いやいや、メイドさんを
雇うことってそんなに簡単なことじゃない。
決して日本でメイドさんを雇うことや
訳が違う訳で。
なぜなら
外国の言葉も文化も違う人を
雇って家の中の事をやってもらうから。
会社員で例えていうなら
業務のサポートスタッフ雇いました。
でも彼女はインドネシア人。
インドネシア語しか話せません。
最近日本に来たので
日本の常識は全く分かりません。
って感じですよ。
その彼女、
頑張ってくれてるんだけど、
たまにトイレに行って返ってこない。
（軽ーく休憩してる）
お子さんの学校の書類を
会社のコピー機で勝手にコピーしてる。
（家の洗濯機で自分の家庭のものを洗濯してるメイドさんの話はよく聞く）
こんなことも日常茶飯事な訳で。
日本だったら
「いやいやいやいや」
って突っ込みたくなることが
日常でナチュラルに起こる。
家事をやってくれる人を
雇ったって言ったって、
彼女たちにしっかり働いてもらうまでに
それ相当のこちらからの
調整やお願いも必要な訳で。
人を雇うって
その人の育成も含まれる。
これ会社でやることなかなか
大変じゃない。
新入社員を育成するのって
一筋縄ではいかない。
「洗濯お願いね」
で期待通りの事ができる訳じゃない。
お願いして、違って、
またお願いして、説明して。
そんなことの繰り返しですよ。
もちろん全ての人がそうではないし
インドネシア人が悪い訳じゃない。
シンプルに文化の違い。
◆いつも友達とお茶してランチしていいねー
だって友達いないから
友達作らないとやってられないからー！
駐妻になるって
日本の生活をリセットすること。
日本の長年付き合ってきた
友達と気軽に会うこともできなくなる。
現地で新たな友人関係を
大人になってから１から作る。
これけっこう難しい。
ママ友、マンション友って
子どもを介して
知り合うから自分の事って話せない。
自分のホンネを話せる
友人を見つけるってなかなか大変。
それにね、
友達を頑張って作っても
けっこうすぐにまたリセットなんですよ。
みんな駐在期間は違う。
友達になっても友達が先に帰ってしまう。
そしてまた友達探し。
これ、駐妻だけじゃなくて
子どもたちもこれやってますから。
一定期間で友達の入れ替え。
日本じゃなかなか起きない。
常に友達作りをしている
そんな状況。
なかなか心落ち着く
友人関係を継続するのは
駐妻生活難しい。
◆専業主婦になれていいねー
なりたくてなった訳じゃなーい！
もちろん駐妻になることは
自分で最終的には選びましたよ。
でも単身赴任してほしくたって
それが叶わないこともある。
家族帯同でないと
夫が海外駐在できないって条件の
会社だってあると聞きます。
海外駐在を夢見て頑張ってきた
夫の夢をつぶしたい妻はいない。
妻も現地採用で働けばいいじゃないか。
Bビザがシンプルに降りる国もある
Bビザを取るのがめちゃ難しい国もある。
それは駐在する国によって全然違う。
家族が一緒に生活するために
自分の仕事のキャリアを中断させて
海外駐在に帯同する。
それを決めたら
自動的に専業主婦になったって感じ。
ビザの関係で働けない国は多い。
それに家庭の唯一の
パートナーの夫は
朝から晩まで仕事で家にいない。
それくらい長時間労働で
仕事の責任の範囲も広がる。
そんな企業に勤める夫の
妻をするのもなかなか大変。
相談したいのに
できる時間がない。
どーすりゃいいのよ。
家事育児。
ひとりぼっち。
まだまだ言いたいことはあるけれどw
今日はこの辺で。
駐妻って
世の中でみたらまだ少数派。
でもこれから
絶対に増えると思うんだよね。
そして厄介だなーと思うのは
「駐妻っていいよね」
って華やかに生活してる専業主婦って
勝手なイメージが先行してること。
ま、そうかもしれないんだけれど
そうでもないこともたくさんある。
「駐妻っていいよね」ってだけで
片付けられることがない
そんな社会の仕組みできないかな。
私は私にできること
やっていきたいと思う。
