【インタビュー】小学生ママへ、教育費について教えてもらいました♪ | シンガポールで【はたらく×子育て】。

【インタビュー】小学生ママへ、教育費について教えてもらいました♪

先日、お世話になっている先輩ママMさんの家に遊びに行ってきました。キラキラ

Mさんは、シンガポール歴7年のベテランさん、

日本人のご主人
小学校4年生の長男君
小学校2年生の次男君
フィリピン人のメイドさん

の5人で暮らしています。

ホテルの社長室勤務でバリバリ働くデキる女子!きらきら!!忙しい中でもいつもキレイを忘れない、美意識の高い先輩です。


子育てスタイルは!?
どんなことにこだわって子育てしてるの!?
実際、どの位のお金がかかるの!?
忙しい中、キレイにいられる秘訣は!?


気になることを聞いてみましたー。


学童からメイドさんへのスタイルを変えたのは…

まず、Mさんの子育てスタイル。

御主人は、夜も遅く、出張も多い仕事のため、Mさんが仕事をしながら2人の子を見るのは大忙し。

最初は、Student Careと呼ばれる、日本でいう学童を利用し、「自分たちで出来るところまでやってみよう」と始めてみたそうですが、お子さんが発熱時にすぐにお迎えに行ってあげられなかったり、2人共仕事が忙しくなってしまって、帰宅が遅くなってしまうこともあったそう。学校のお休みのときに仕事が休めないことが多々あり、引越しと同時に少しライフスタイルを変更してみようと思ったそうです。

そこで、風邪の時にも子どもの面倒を見てくれる、そして、掃除や料理、塾の送り迎えのヘルプもしてくれるメイドさんに魅力を感じて、途中から切り替えたそうです。


「住み込みのメイドさんなので、やはり他人と住むということに抵抗はありましたが、今は本当に助かっています。
でも毎日会う人なので、帰って来た時に自然に「ただいまー」と笑顔で自然に言える人かどうかっていうのは大事かも!」

なるほど、確かに家族以外の他人が家にいると、雰囲気って変わりますよね、家族に馴染める雰囲気の人かどうか、参考になりますね。キラキラ



私のこだわり、子どもの口に入るものは自分で!


メイドさんにお願いする家事って、人によって違うと聞いたことがありますが、Mさんのこだわりについて聞いてみました。

「私の場合は、料理ですね。食べることは大事なことだと思っているので、子どもの口に入るものの味付けは自分で!とこだわっています。働いている分子供と接する時間が少ないので、これだけは譲れないというか(笑)。 野菜をカットしたり、下準備をしたりするのは、メイドさんにも手伝ってもらっているので大体15分位でできちゃいます(笑)。豪華に何品も作れませんが、その分、野菜を沢山いれて油を使わない炒め物とか、週末に仕込んでおいたカレーやトマトソースをベースにした料理にひじきや煮物、野菜だけでコトコト煮込んだスープ等が定番です。ワンプレート料理ですね!」


また、学校は、日本人学校やインターナショナルスクールと色々と選択肢があるので、そちらについても聞いてみました。

「わが家の場合は、迷わずローカルの学校に通わせることに決めました。シンガポールにも長くいる予定でしたし、
ローカルの学校に通わせることで英語・中国語、そして日本語で3ヵ国語が習得出来るのは大きいな、と。あとは教材を見るたびに思うのですが、シンガポールの教育は高度で素晴らしい。インターや日本人学校に行くのもいいと思ったのですが、せっかくこの国にいるので、日本では出来ないことをさせてあげたいなーと思って決めました。その分子供は悪戦苦闘していますが、4年生の息子が書く英文は私以上です(笑)。」

シンガポールで教育するメリット(言語の習得等)が出ましたが、デメリットについても聞いてみました。

「日本人ってマナーが良いですよね。でもこちらだとそういったマナーのレベルが低いことが気になるんです。言葉遣いや食べ方など。
息子たちが大人になったときに困らないように、基本的な挨拶、悪いことをしたら謝る、ごめんなさい、ありがとうって素直に言える、ご馳走さまやいただきますの言葉など。特に食べる時のしつけは気を付けています。 」



キレイの秘訣も教えてもらいました♪

「自分の時間を持つことかな。お金で家族との時間が買えるなら、という理由もあり、メイドさんを選びましたが、子どもを寝かせた後に時々、主人と2人でディナーをしたり。こちらで仲良くさせていただいているステキな女性たちとの時間、自分が本を読む時間を取ったり…そういうリフレッシュって必要だなーと思います。Wハート



教育費だけでこんなにかかる!?

最後に、実際にどんなことにいくらかかっているのか聞いてみました。

===================================================================
メイドさんにかかるお金(お給与+税金+食費等)
S$800程度

小学校4年生 A君
 学校…$120
 習い事
  公文(国語 ※日本語習得のため)…$160
  サッカー…$105
  塾(算数の補修のため)…160

小学校2年生B君
 学校・・・$120
 習い事
  公文(国語 ※日本語習得のため)…$160
  サッカー…$105
  ダンス…$80
  家庭教師(※算数・英語の補修のため)…$200

                        合計:約$2,000
===================================================================

※学校の費用は、その子がPRを持っている場合には、$120とのこと。
その値段も学校によって変わったり、急に変更になることも多いそうです。
ちなみに、PRを持っていない場合には、$500だそうです!シンガポール政府の意向は毎年変わるのでなんとも言えませんが、最初はS$50ドルだったそうです。


===================================================================


●Mさんより

海外で働くママさんってあまりいないな。っていうのが6年前の私の思ったことでした。

当時の幼稚園でも日本人で働いているのは私だけで情報も疎かったのですが、その分周りのママ友に助けられました。当時はメイドさんがいなかったので、子供の幼稚園が休みのときに一緒に遊んでもらったり、色々と助けてもらいました。子育てをしていると、どうしても自分でやろうって気持ちが強くなってしまいますよね?でも助けて欲しいのであれば周りに甘えていいと思います。

来星前、日本にいるとき、私も最初は何でも自分で頑張ろうと思っていました。
でも子供が6ヶ月のときに熱を出して、保育園からの呼び出しがあり、「仕事に穴があけられない」っておろおろしながら、従姉にだめもとで電話したんです。そしたらこういわれました。
“落ちそうになったらちゃんと支えてあげるから、安心して子育てしなさい”

…子育ては一人ではできないんですよね、周りの力を借りていいんですよ、助けてくれる人がいれば甘えていいんですよ。そしたら楽になるし、もっと気持ちに余裕も出てくるんです。シンガポールに来た後自力でやっていた私も今はメイドさんが欠かせません。。彼女に力も借りながら、支えてもらいながら頑張っています、もしあなたの周りで「いつでも何でもいってね!」っていってくれるママ友がいたらジャンジャン甘えてください、そうやっていくことであなたの子育ては何倍も何百倍も楽しくなりますよ!

もちろん私にも甘えてください。そのときは喜んであなたのことを支えますから!

=====================================================

私もMさんに「何でも言ってね」と言ってもらって、その言葉をもらっただけでどれだけ気持ちが楽になったことか…。

シンガポールだからこそ出来ること、シンガポールだからこそ取れる方法、でもしっかりと日本の味を教えたり、マナーをしつけたり、日本語の習得のために気を付けて教育を受ける機会を作ったり。

そういったこを日々意識しながら、生活することって大変だと思いますが、普段からそうして軸を持って子育てしている姿に教わることがたくさんありました。私もそんな風に自分の軸を持って子育てをしていきたいなーと思いました。

Mさん、ありがとうございました!キラキラ