その時、サークル勧誘イベント状態の学内を初めて見ました。なんだか皆すごい熱気とテンション……考えてみたらもう4年生だし!

と思って私も誘われるままサークルに入っちゃいました(‘-‘*)


私が通っている大学は國學院大學です。

 

2019年に受験勉強して合格し、コロナ禍が始まった2020年(急性虫垂炎になった年)に入学。

まだコロナの実態がよく分からなかった時期だから厳戒態勢で、入学式も行われず、ひたすらZOOM授業の日々…履修登録も学校に行けないから直接聞けないし、同学年の子達も不安だっただろうな、と思います。

でも学びの内容が面白くて外出自粛の時も苦ではなく、籠もって黙々とお勉強してました。


國學院入学のきっかけになったのは

ペルー旅行と修験道。


ひょんな事から修験道を始めることになった私は、出羽三山で毎年お寺と神社が同じ時期に修行をしている事に興味を覚えました。


・どうして神式と仏式に分かれて修行しているんだろう?

・身内に不幸があったらなぜ神社は参加できなくてお寺はOKなんだろう?

・今も続く日本の色んな風習やお祭りはいつから始まったのか?


「昔からそうだから」では満足できず、その「昔」だった時代に何があったか?

日本文化の原点というか、日本人の根底に流れる精神性は歴史の中でどうやって形作られたのか?

 

また、アンデスを旅して見た、大地の女神パチャママを祀る儀礼、月の神殿、水の神殿、太陽の祭や先祖崇拝…ペルーには八百万の神も、仏も、すべてひとつに融合した宗教観が在りました。

もしかしたら、神仏が分離する前の日本はこんな感じだったのかな?と。



元々はどうだったの?

一番最初に、何があったの?

演じる時や表現する時には、自分を深く掘り下げます。


それなら自分が生まれた日本の文化のルーツは?

生まれる前から続く地域の祭や伝統…

そこに育ち、知らないうちに影響を受けている自分の感じ方や感覚は、元を辿ればどこから来ているのか?どうしても知りたくなりました。


コトバと向き合うお仕事をしているので

『言霊信仰』にも非常に興味がありました。 

そういった古来の神観念や他界観、日本人の精神性を作った文化を学ぶことは、そのまま自分のルーツを探る旅でもある。

 

でもネットの世界は玉石混淆…

歴史背景や文化、古来からの神観念や儀礼の詳細を学術的で客観的な正しい知識で幅広く学ぶにはどこに行けば良いだろう?と

宮司さんや外部の研究者の方からのアドバイスを受け、色々考えた末、國學院を選びました。

現在は神道文化学部に在籍していて、様々な日本文化や祭式、民俗学や世界の宗教を比較しながら学んでいます。  


興味のある事をお勉強する時間は

とっても楽しい。

これから少しずつブログでも大学の体験や学びをシェアできたら良いなと思います。 


履修しすぎてお仕事に被る時間があるのでこれから履修修正に行ってきます(笑)


あ、私が入ったのは御神輿サークルです!

何やるのかよく分かってないけど!!(笑)