記事が去年の仕事納めで終わっていてビックリ。
新携帯にしてSNSにしばらくアクセス出来なくなっていたのでした。(Twitterは本体はいまだ未接続💦)
あらためて、ブログでもよろしくお願い致します!
さて、今年も恒例の天河大弁財天社の節分神事に参加して参りました。
2月の天河は底冷えします。
節分前日の神事【鬼の宿】は19:00から始まり
本殿はほぼ野外の寒さ。
今は表神事と裏神事に分かれ、
一般向けの神事は本殿にて護摩を。
【鬼の宿】は宮司社家で行われます。
神様の布団と宮司の布団を床の間に敷く様は
天照大神をおもてなしする大嘗祭を思い出します。
明け方、お印の砂も盥に落ちていたそうで、無事に節分祭が行われました。
もし何も落ちていなければ、神様がいらっしゃらなかったということで、次の日の節分祭は中止、宮司も資格を失うとの習わしが天河にはあります。
だから天河の神事には、ピリッとした緊張感と真心があるのだと思います。
神事前に出羽三山羽黒山伏・星野先達と神子でパチリ☆毎年メンバーは変わりますが、今年も装束を着けて節分神事に参加しました。
煙のうねりがまるで龍が空を舞い昇っていくよう。
神事が終わったあとはお神酒、恵方巻きが振る舞われます。そのあとに「福は~内!鬼は~内!」と福豆やお餅が撒かれます。
天河の節分は「鬼は内」です。
私達も頂きました。
頭の白い布。
「耳がある人たち!」と言われた宝冠。
修行のとき、長い布をくるくる巻いてぴっと出して頭に付けます。そうか...耳に見えるんだな。
ほどよい甘さと暖かい黒いお餅が本当に美味しい✨です。
今回のメンバー。
神事が終わると初めての人もいたので禊殿に案内しました。
禊殿。もともとのお社があったのはこちらだったみたいですね。禊殿から帰ってきたら本殿の正式参拝。そして、天河温泉!♨️
この天河温泉、本当にお湯がトロトロで美容液のようです。
私達は境内にあるペンションに宿泊しています。
ご飯を食べたら岡野弘幹さんの奉納演奏。
岡野さんは、私がデザインしたフラワーオブライフチャーチの献堂式の時に天河のご縁で来て頂き、素晴らしい演奏をして頂きました。
終わったあとの宮司さんの言葉。
「図らずとも循環することを『神業』といいます。
言葉で難しいことを言っても伝わりませんが、
音の世界はすべてに共通している。
言葉は通じなくても理解できる。
全部わかる。音は世界共通です。」
そんな意味合いのことを言われてました。
その通りだと思う。
だから私は声で伝えたいと思った。
言葉では伝わらないものを、
いろんな形で表現したいと思った。
それこそ、カービィは言葉をしゃべらないけれど
すべての感情やニュアンスは声で表現できる。
真夜中の真っ暗な天河本殿。
境内にペンションがあるので歩いていけます。
皆帰って誰もいない時間に、毎年、一人奉納演奏します。今年はクリスタルボウルと声。
身が切られるような寒さの中で
ゼロになって対話するのが、年始めの自分の儀式。
天河大弁財天さま、今年もありがとうございました😌