人は本当の事を口にするとき
内側から力が溢れて腹が座り、
声は力強くなり、
目線は一点に定まる。
逆に嘘を付くとき
口調は上滑りになり
目線は泳ぎ薄開きになる。
人間の体は
真実には強く反応し
嘘には弱く反応する。
真実を語る言葉は
人のパワーを強め、
嘘は人を弱める。
嘘をつくと
それが些細な事であっても
一瞬にしてその人のオーラが濁る。
その結果、
話している内容がよく分からなかったり
真っ直ぐに伝わってこなかったりする。
真実を聞くと心に響くのは
体の内側から「それを知っている」という感覚が起こり「自分の中にある力」を思い出すからだと思う。
もうひとつ、本のご紹介を。
↓
【パワーかフォースか】
精神科医の
デヴィッド・R.ホーキンズ医学博士
は 日々の臨床体験から、
人間の意識を0~1000のフィールドに例え、
キネシオロジー(筋肉反射テスト)で計測して数値化している。
1~199は、人を力で押さえつけてコントロールしたり、生命力を奪う力【フォース】として定義され、
200以上からは、人に活力や自由を与え、生命力を、増していく力【パワー】として定義されている。
【フォース】は恐怖からくる計算やコントロールなので、頭で受け取り理解をする。
【パワー】は自分の内側の力に気付いて元気になるので、直接心に響く。
ホーキンズ博士が定義した
意識のマップ。
これはそれぞれの領域を支配する意識であり、【真実度】を測るための目安。
翻訳者のエハン氏は昔からの知人で意識研究家。真摯に最先端領域や研究内容を伝えている方です。
以前、エハン氏がキネシオロジーを使って人類全体の平均意識レベルを測定しました。
2000年以前は200以下(フォース)だったけど、
ここ数年は200を超えてきていて
その日の測定は、217(パワー・勇気の領域)でした。
物事の真実を測るための目安が統計化された
とても面白く、価値のある本。
10年ほど前に出版されたものは絶版になってしまいましたが、新しく改訂版が出てます。
最初に本が出たあと、
「この商品を身に付けると意識レベルが1000になる!」とか「自分の意識レベルは◯◯◯だ!」なんていう人達が続出したようですが
そもそも誰かをコントロールしようとする時点で200以下(フォースの領域)なので
キネシオロジーで測っても正確な数値はでない、と、ホーキンズ博士の続刊
【I <わたし>-真実と主観性 】
で書かれています。
ものにはすべて意識があり、
物質や食べ物、本、言語、文化まで
すべてを測定する事ができます。
何が真実で嘘なのか分からない時、
すべての人にとってより良い「思想」を知りたい時、
何かを決めなくてはいけない時に
【道標】になる本。
ご興味あれば是非✨
パワーか、フォースか 改訂版 ― 人間の行動様式の隠された決定要因
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