普段あんまりTVを見ないのだけど、
たまたま某ワイドなショーを見たときに
改めて思った。

人間って、普段口に出す言葉…
コメンテーターさんなら
誰かに対してコメントする言葉が、

そのまま、自分の普段思っている事や
その人自身の生き方なんだな、ということ。

誰かを誉めるときも、貶すときも、
実はそのまま、自分の事を話してる。

自分というフィルターを通して、
レンズの色を通して、世界を見る。
自分自身が『こうだ』と思う世界や人間性を他人の中に見ている。

逆に言うと、自分の世界観を超えた部分は見えないし、分からないのだと思う。

だから、一人の人間が存在していても
見る人によってクローズアップする「部分」が違う。


その【部分】というのは、
その人の中では【真実】だから
役を演じる上では【個性】になる。

同じ役を演じても
人によって全然別人格になるのは

その人のなかで、
台詞から深く感じて拾い上げる部分や
受けとってクローズアップする所が違うからだ。

役者は、
演じ方によって
どこを深く掘り下げるかによって
自分の内側や人生観がモロにでる。
どこまで自分と向き合っているかも。


でも、

コメンテーターさんも同じなんだな

と思った。


ただ、物語の世界と違って『TV番組』は
実際にこの世界に生きて
存在している人間に対してコメントする。


レンズの歪みは、速攻でバレる。


他にも大勢の目撃者がいるからだ。



人は見たいように世界を見る。
自分が見た世界が真実だと思い込む。



でも時々は

もしかしたら自分のレンズが曇ってないか

変な色がついてないか

偏った世界を映してないか、

疑ってみて
メンテナンスするといいかもしれない。


気付いて本来のレンズに戻すことができれば、
世界はありのままの姿を見せてくれる。



ちなみに。
話題になってた「羽生脱ぎ」も見たけど
個人的には、単に左側のリンクに滑っている他の選手の邪魔にならないよう左手使わず脱いだだけに見えたな。。。😓