５月24日満員御礼
わかってるつもりだった！
妊娠中
お腹の子が女の子
だとわかった時点で手に取った
『女の子の育て方』
系の育児書。
妊娠中から勉強熱心な私 苦笑
そこにはこんな風に書かれていました。
母親にとって理解不能な存在である息子に対して
同性である娘は自身と混同しがちなので
娘と自分は別人格という意識を持って
子育てするべきである
(私)
ふむふむ、なぁるほど。
オッケー
私は両親から
・大学には当然行くべき
・女の子でも食いっぱぐれないように
手に職をつけるべき
・だから資格が取れる理系の学部に行くべき
・そして理系の学部以外の進学は認めない
という
偏った価値観を押し付けられ
両親の望む通りの人生を歩んで
大人になりました。
両親に反抗したこともないし
資格を取ったことは良かったと思ってる
でも
それだけが人生じゃない。
娘には
もっともっと広い世界を見て欲しい。
自分の人生は自分で切り拓いて欲しい。
だから私は
自分の両親のように
私の価値観を娘に押し付けたりしない
娘の人生は娘のもの
誰よりも
わかっているつもりでした。。
でも気づけば…
以前のブログで
子ども時代の自分と娘を無意識で比べていた
ということはお話ししました。
この記事でも書いたように
私自身の生育歴の中で
無意識に強要されていた
歪んだ思考を
娘に強要していた過去
があります。
一方で
「子ども時代の私もそうだったからわかる」
と娘に同調していた感情もあります。
何を隠そう、それが
行き渋りです。
私の場合は
「行き渋り」と名前がつくような
状態ではありませんでしたが
学校がすごく楽しい！
と感じたことはあまりなかったし
行かなくてもいいなら行きたくない
という感じでした。
だから娘の行き渋りが始まったときも
行き渋りが長引いて
このままでは不登校になるかも…
と思っていたときも
焦りや危機感がある一方で
「私もそうだったから その気持ちはわかる」
という感情が常に頭の片隅にある状態でした。
娘と私は別人格
という意識からは かけ離れていました。
そして
娘の気持ちがわかる
(だからこそどうしたらいいのかわからない)
という当時の私の感情も
娘の行き渋りを長引かせた原因の一つだろうと
今では思っています。
答えはちゃんとあった
行き渋りを解決する方法は決して難しくなく
正しい関わり方をして
私が娘の安全基地になればよかったのです。
その正しい子育てを学んだおかげで娘は
２年以上こじらせていたひどい行き渋りが
２ヶ月で解消しました。
もしもあのまま
・娘のありのままを認めること
・娘は別人格だと理解すること
ができていなかったら
今でも私は娘に歪んだレッテルを貼ったまま
子育てしていたことでしょう。
本当に恐ろしいです。
でも
気づいたことで
未来は変わりました。
これは私だけではありません。
正しい子育てを学ぶことで
今、どんなに辛い子育てでも
未来は変わります。
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