うつになった時には、
私の人生終わった
そう感じていました。
毎日、朝目覚めるのが辛く、
朝になれば早く夜になって欲しいと願い
夜になれば「次の日は来ないで欲しい」と願い
目覚めること自体が苦痛で仕方なかった。
目が覚めれば、苦痛を感じなければならない。
だから、一瞬たりとも起きていたくなかったんです。
………そんな時期を過ぎ、
やっぱり今思う。
私は「うつ」になる必要があったんだなぁって。
心理カウンセラー小園麻貴です。
息をしていること自体、苦悩でしかありませんでした。
周囲を見渡せば、私の顔色を伺い「頑張れ」と言う人は
一人残らず居なくなりました。
「休んでいで良いよ!」
「とにかくゆっくりしてねー!」
そんな言葉をかけられる自分が疎ましく、
もう私は頑張れない人なんだ…と、
朝、目覚めた瞬間から泣いて過ごしていました。
本当に苦しいんだよね。
「苦しい」「苦悩」「苦痛」という言葉しか見付からないけど、
そんな言葉では表現しきれないほど苦しいんだよね。
それでも、
私には「うつ」という時期が必要だったと
はっきり分かる。
あの時期がなければ、
私は自分が生まれてきた意味すら分からなかった。
あの時期がなければ、
私はなぜ人が「幸せ」を望むのか分からなかった。
あの時期がなければ、
私は人間としての「生き方」や「あり方」が分からなかった。
あの時期があったからこそ、
私の人生は私にとって意味深いものなのだと感じられる。
あの時期があったからこそ、
「生きる」ことに意味なんていらないと知ることができた。
この世にあるものは全て相対性なんです。
表があって裏がある。
光があって影がある。
喜びがあって悲しみがある。
どちらか一方では成り立たないんです。
そして、「幸せを望む」その姿の自分が
そのままの状態ですでに「幸せ」な姿の自分なんです。
だから、私には「うつ」という時期が必要だったんです。
あれだけ苦痛を感じなければ、
今が幸せだなんて知ることはなかったでしょう。
毎日、時間に追われ
毎日、人間関係に悩み
毎日、同じことの繰り返し。
それ自体が「幸せ」だなんて気付きもしなかった。
人から「幸せなんだよ!」と言われたところで、
自分がそう感じなければ「ない」のと同じ。
本当は「ある」のに…
と言われたところで、
私には「ない」としか感じられなかった。
だから、自ら「うつ」という「苦しい」状態を
作り出したのでしょう。
「苦痛」の反対側にある「幸せ」を感じられるために、
そんな時期を全身全霊で体験したのだと思います。
高台の素敵な景色を眺めるためには、
一歩一歩階段を上る必要があるんですね^ ^
本気で
人生終わったな
と感じた私です。
そして、一時期は自分から本気で人生を終わらせようとも
考えた私です。
でもね、そう簡単には終わらないのが人生なのね。
「苦しい」を感じることも含めて人生なのね。
きっと人間として生まれた時に
「幸せを感じる」と決めてきたんだわ!
だから、「幸せ」の反対側にある「苦痛」を
全身全霊で感じていた。
「幸せになる」と願う必要なんてありません。
だってすでにあなたは「幸せ」だから。
願うも願わないも関係なく、
人はみんな、これでも⁉︎「幸せ」なんです。
今、「苦痛」の時期を過ごしているあなたも
紛れもなく「幸せ」なんです。
だから、あと少し。
「幸せ」を感じられるその日は必ずきます。
それまでどうぞ、自分を勝手に諦めないで!!!
いつになっても
いくつになっても
人生まだまだこれからです。
御年86歳なんですってーーー!
私、こんな感じのお婆ちゃんになりたいわ♡
水も甘いも全て含めて、
こんな風に年を重ねていきたいわ♡