6月19日の日記読了よろずのことに気をつけよタイトルに惹かれて購入。祖父の不審死と床下の呪術符孫娘は呪術研究家と共に、祖父の過去と呪術符の謎を解明してゆく呪いの術と聞くとオカルトな内容かと思いましたが、呪術符を床下に埋めたのも、殺人を犯したのも人がしたこと。秘密の呪いの術を調べながらも、リアルな人間の心に迫る。呪いをしていた人達も可哀想なんだなと元鳥類学者と孫娘が物語のラストで行おうとしていることに理解ができてくる。本当の悪はどこにあったのか。