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  個人的メモ的なブログです。

さぁて、みんな~!今日も妖怪の勉強が始まるよ~♪


まずは「蝦蟇」
難しい漢字ですが、「がま」と読むよ。カエルのでっかいやつで、狸や狐のように怪を起こすと考えていたみたい。
厩に蝦蟇が棲みつけば、馬が衰える。人間もしたり。床下に棲みつかれた家の者は、病気になったりする。
蝦蟇ってやつはでっかくてですね、雀だの猫だの鼬だのまで食ったらしいよ。
床下の蝦蟇を殺して、床下をきれいに掃除すると病気も治って元気になるらしいよ。

「蝦蟇がつく」といって久留米地方では蝦蟇(クワドと呼ぶ)を恐れたらしい。クワドを殺すと憑かれたり、祟られるらしい。
蝦蟇は怖いよ。気をつけよう。



「岸涯小僧」に行ってみようか。「がんぎこぞう」と読むよ。
岸涯小僧は岸辺にいて魚を頭からバリバリ食う。
がんぎっていうのは、雁木と書くとも考えられてて、その雁木ってのは、ギサギザのついた歯車みたいなやつのことなんだ。口から見える歯がギサギザだからって説もあるよ。
岸辺を通るとき、岸涯小僧に会ったらでっかい魚を投げてやってね。昔の魚屋も一番安くてでかい魚を投げ出したそうですよ。


次は「紙舞」ね。「かみまい」ですよ。

これはね、風もないのに紙がふわーりふわーりと舞い飛ぶというやつ。神無月(10月)にだけ起こるというから不思議。

紙舞の出る家では、次第に紙以外のもの筆だの墨やすずり、着物や帯までも舞ったという。ポルターガイスト現象みたい。もしかしたら、そうだったのかも!?

天保の時代には強欲金貸しの証文が飛び去ったという話も。ヤバイ書類は飛んでいってなくなってしまえばいいのに、なんて人いるんぢゃないっすかwww



ぢゃ、またねん。