帷子辻(かたびらがつじ)とは現在の帷子ノ辻のことみたい。
今は賑やかなこの場所も、平安時代の初期には恐ろしい光景が。
嵯峨天皇の皇后が亡くなり、その亡骸が粗末に扱われ、辻に捨てられた。
亡骸は野犬や烏に食い荒らされたり風雨にさらされる恐ろしい姿をさらした。
そして、この場所は一種の魔所になったそうです。嵯峨仇野(さがあだしの)はその場所から始まり、人々は妖異を恐れ近づかなかった。行き倒れとか捨てられたらしいよ。
嵯峨仇野念仏寺が無縁仏を葬っているのは、そういう帷子辻のお話と関係あるんかな?
妖怪の本を読んでいると、京都の伝説とかよく出てきます。
長い歴史のある京都、行ってみたいな。中学の修学旅行でしか行ったことないわ。
これを熟読中。
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