いにおさんの新作待ってました!
- おやすみプンプン 1 (1) (ヤングサンデーコミックス)/浅野 いにお
- ¥530
- Amazon.co.jp
あるフツーの少年の成長物語。
でも主人公のフツーの少年「プンプン」は名前もだけど、姿もフツーじゃない。
人間じゃないなんなのかわからない不思議な姿。ほかの周りの人間はちゃんと人間の姿。
でもそれは物語を紡ぐ上で問題ではなくて、作中でもフツーに溶け込んでいるし、容姿の違いは問題になっていない。
プンプンとその家族(そしておじさん)はフツーに社会に馴染んで暮らしてる。
一筆書きのラクガキみたいな姿のプンプンだけど、どこにでもいるようなごくフツーの小学生なんだよね。
で、主役の姿が変って、ギャグマンガみたいだけど、そうぢゃないんだ。(まぁ、ギャグみたいな場面もあるけどね)
作品のジャンルはというと、不思議です。
帯にも書いてあるんだけど「まったく新しい表現方法で描かれる、前代未聞の面白さ!!」なんです。
「比類無き衝撃のシュール×リアリズム」なんですよ。
(そのまま拾ってごまかすなよって感じですけども)
フツーの子どもが抱くような不安やドキドキ。初恋。そして、性への興味。
プンプンや他の子ども達のそういう心の成長のお話って感じかな。
それにしても、いにおさんの作品は説明しづらい。
面白い(funny ではなく interesting 寄りにね)のに、読んで欲しいのに、うまく言えない。
これは実際に読まなきゃわからないのだろうなぁ。
損はさせませんよ。ぜひとも読んでみて。
続きが気になって困っちゃうから。(あぁ、早く2巻を!)