ー 今回のドラマに参加した感想や、印象に残っているシーンなどありましたら教えてください。

炎亞綸さん: 僕は時代感のある作品に強く惹かれます。なぜなら過去を懐かしく思い出すことができるからです。ある時代を再現するのは簡単なことではないですが、こだわって再現することが出来れば、皆さんの当時の記憶を蘇らせることができます。撮影の時、僕はまさに90年代の台湾をずっと思い出していました。
印象に残っているシーンはやはり春香をスクーターに乗せて台北の街を案内するシーンかな。僕はあまりスクーターには乗らないけど、スクーターは僕にとってとても鮮明な小さい頃からの記憶です。スタッフたちはとても真剣に当時のスクーターを探してくれたので、おかげで僕もすぐに90年代の雰囲気に入れました。

ー ドラマ「路」は日本と台湾の人々の切なくも温かな人間模様を描く物語です。原作や脚本を読まれて、アーロンさんご自身はどのようなご感想を持ちましたか?

炎亞綸さん: このご時世で「助け合い」を大切にできることはとても貴重だと思います。感謝の気持ちが分からない人が少なくない時代ですからね。でもこの物語の背景に感じたのは高鐵のために、そして地震の時に、助け合う気持ちと心はとても切実で強いということです。地震は良い思い出ではないけど、その後の助け合う気持ちは、今になっても日本と台湾の仲を刻み続けていると思います。

路~台湾エクスプレス~

ー 波瑠さんと共演されたご感想を教えてください。

炎亞綸さん: 初対面の時に、とても上品な女性だと思いました。その後、波瑠さんは自分の信念をしっかりと持ったタイプの女性だということを知りました。僕も同じタイプなので、同じタイプの役者が同じ作品で共演してるなら必ずわかり合うことができると思いました。それは3話だけの撮影でもお互いのことを好きになる理由だと思います。

ー 日本での撮影もありましたが、撮影時の思い出・エピソードなどありましたら教えてください。

炎亞綸さん: 僕は日本が大好きで、毎年1・2回は行きますので、特別な感じではありませんでした。もう一つの大好きな家に帰った気分で嬉しかったです。
面白いと思ったのは、撮影は日本と台湾で行われたので、日本のスタッフも台湾に行き、台湾のスタッフも日本の現場に来たということです。現場でスタッフたちがお互いの言葉で簡単な会話をするのをよく見かけました。例えば台湾スタッフが日本語で欲しいものを伝える、そして日本スタッフは中国語で答える。そのやりとりが可愛いなと思いました。

ー 日本の視聴者のみなさんにメッセージをお願いします。

炎亞綸さん: 3話だけですが、台湾と日本の間の絆を深く、鮮やかに描いた物語だと思います。純粋な90年代、テクノロジーの急速な発展は始まったばかりでしたが、すべてに希望と活力が溢れる時代でした。恋愛ももちろんです。当時の恋愛は現代よりもっとストーリー性があったと思います。僕たちが出演した『路(ルウ)~台湾エクスプレス~』を気に入っていただければ、応援していただければ嬉しいです。


久しぶりにアーロン出演の

ドラマが見られます

それも日本のドラマで

私は3回分をまとめて観ようと

撮り溜めしておりますよ

観るのが楽しみです