あらすじ、お借りしまーす

雨の日の刑務所。

ドアを開けてゆっくりと部屋に入り、部屋の真ん中に座っている囚人服の男をみつめるチェ・ガンソク。

振り返えるコ・ヨヌ。

「運命を決めるのは偶然ではなく、選択だ。」

それから2人が出会った日まで逆上る時。

“運命を決めるのは偶然ではなく、選択だ。”

カン&ハム法律事務所のカン代表 (チン・ヒギョン)は、吸収合併問題への担当を申し出るチョ・グンシク (チョ・グィファ)を退去させて、チェ・ガンソク (チャン・ドンゴン)を呼び寄せた。

そして興奮して「買収した会社の会長名を排除しろ!」と声を上げているパク会長の対応彼に任せた。

「エースの登場か!ハム代表の時は何のトラブルもかったが、いよいよカン代表の手には負えなくなったと見えるな」と嫌味を言う会長に、ガンソクは「欲心で手に負えなくなっているのは会長の方だ」と言い返した。

続けて買収を狩猟に例えたガンソクは「ハンターは獲物に対し最低限の尊重を見せるもの。だが会長はハンターとしての最も基本的な資質に欠けるのではないか?」と問いかけた。

これに「説教するつもりか?高額な顧問費用を取りながらそういう態度を取るとはな。この法律事務所が唯一だと思わないことだ」と放漫な態度を吐く会長に「弁護料など心配なされるな。今入金がありました」と携帯を見せた。

そうして、オフィスに戻る前に会っていたチェ議員からの奨学金の5千4百万の振込を顧問料だと偽って示した。

これに目を剥く会長に「私の助言が気に入らなければ訴えても構いませんが、私に立ち向かう弁護士がいるとは思えませんな」と留めを刺した。

その後カン代表が「敵を作るべきではないし、ハッタリで人を騙してはならない。どうやって顧客の気持ちを解すつもり?」とたしなめると「先輩を侮辱するやつは我慢ならないんだ。僕みたいなパートナーに他にはいませんよ」と笑顔を浮かべた。

その頃、コ・ヨヌはクラブでバレットパーキング (車の代行運転係)をしている友人のチョルスン (イ・サンイ)に呼ばれて、パク会長の息子パク・ジュンピョ (イ・イギョン)とクラブで会っていた。

チョルスンから「見たものは全て覚えている頭脳明晰な男だ」と紹介されたヨヌは、ジュンピョの所有する3台の車の異なるナンバープレートを全て答えて超人的な記憶能力を証明した。

これに喜んだジョンピョは「ゲームをしよう」と小切手を出し、ネットで難しい問題を探してヨヌをさらに試した。

だが物理学に関する問題、ィタリア料理についての質問にもスラスラと答え、全ての小切手を受け取るヨヌ。

だが「このような場所に連れて来るな」と言って去ろうとするヨヌに、ジュンピョは「記憶力が何になる?何の役にも立たない」とバカにした後、ワインを飲み干す条件を付けて小切手を散らつかせた。

これに怒ったヨヌは「犬は所有者を噛まないが、他の犬を噛むんだ。特にお金だけ大事な狂犬をな」と凄み、アイスペールを投げ飛ばしてその場を去った。

だがヨヌに恨みを抱いたジュンピョは、電話で謝るチョルスに麻薬の運び屋をヨヌにをさせる様に指示を出した。

その後麻薬の詰まったアタッシュケースを渡され「良い機会だ」と言われたヨヌは、「投げ捨てろ!」と断った。

だがその後祖母の病院を訪れて、入院代の滞納を理由に退院を告げられたヨヌは、お金のためにこれを承諾してしまう。

この日、カン代表にアソシエイト (ランクが一番下の雇われ弁護士)の面接をするように指示されたガンソクは「なぜエリート大学出身者を雇えと言うのか?適当に一人選べばいい。それに私には必要ない」と嫌がった。

これにカン代表は、ガンソクがシニアパートナー (事務所を経営する代表弁護士)に昇進したと告げて彼自身のアソシエイトを選ぶように指示した。

そして「間違いをしない様に注意深く選びなさい。」と昇進祝いとして彼にネクタイを贈った。

ガンソクの昇進の知らせを知った秘書のダイム (チョ・ジョンアン)は、オフィスのネームプレートを迅速に変えさせて、コーヒーを持って 彼が到着するのを待った。

そして彼のデスクの前で昇進を祝った後「私には愛する人も金もないが、仕事だけがネバーエンディングだわ」と大げさに嘆いて見せて、昇給の取引きを始めた。

そうして2人は昇給率を巡って何度か言い合った後に、結局20%の手前18%の昇給率で合意した。

これにガンソクが同意書を出そうとすると、ダハムは彼の手の平にサインをした後、ウィンクしてその場を去った。

翌日、ガンソクのオフィスの廊下にはアソシエイト職への応募者が列を作って待っていた。

そこへ現れたガンソクは、目隠しした小さな像をダハムのデスクに置き「これを見破った人が入たら僕にサインを出してくれ。」 と頼んでオフィスに入った。

その頃、麻薬を配達するためにホテルの部屋に向かっていたヨヌは、指定された部屋番号の前にいるホテル従業員2人の顔を見て訝しんだ。

エレベーターの中で見た担当従業員の写真と違う顔だったからだった。

しかも実際は閉鎖されているサウナについて、階下にあると答える2人に、勘が働いたヨヌは部屋を通り過ぎて階段で逃げた。

その後「吠えることしか知らず噛み方を知らない犬は死ぬんだ」 とジョンピョに電話で告げられて罠にハマったことを悟った。

麻薬取締班に追われて階段を降りたヨヌは、その後ガンソクの面接会場に紛れ込み、欠席していた候補者になりすました。

そうして誰も正解できなかった像について「カイロス、ギリシャのチャンス(機会)の神だ」と答えてダイムから像を受け取って、ガンソクの面接を受けた。

ガンソクに像について訊かれたヨヌは「正義の女神のように見えるが、女性のデイケではなく男性のカイロスだ。彼の後頭部は禿げている。チャンスはすぐに捉えなければ後から捉えることは出来ないという意味だ」とチャンスの神についてスラスラと説明した。

そして、カイロス像から目隠しを取るりガンソクの関心を引くヨヌだが、鞄を落として麻薬の所持がバレて危機に陥った。

だが全ての真相を聞かされたガンソクは「深刻な犯罪だ」 と言いながらも麻薬犯罪に対する罪状を法典から引用して答えるヨヌに強い関心を持った。

そしてそんな中ホテルの従業員姿の麻薬捜査官が現れると、自己弁護するようにヨヌに指示した。

その後警察の審問に対して、法典を引用して見事に応酬し自らの力で危機を免れた。

最後に書類かばんを開けることを要求されたヨヌは、開けて薬を所持していないことを証明した。

そうして警察が去った後、ヨヌは「証拠が一番大事だと思い予測した。

それに弁護士さんが何度も”鞄”と強調されたので…。」 と鞄を空にした理由を打ち明けた。

そして「ここに来るためにロースクールを卒業し司法試験に合格しろ」 と話すガンソクにひき逃げで両親が一度に亡くなりお金が必要になり、代理で司法試験に受かっていた事実を教えた。 

「これまでの運命を決定したのは何だったと思う?お金か偶然か?」と訊かれたヨヌは

「僕がした間違った選択のせいだ。もし良いチャンスがあったら自身を取り戻したい」と答えた。

記憶力が優れているだけで可能かどうかを疑うガンソクに「 切望です。間違いが招いた厳しい結果を知っているので、誰よりも努力できる」 と力説した。

これにガンソクは「よし、採用だ。君に法典を全て覚えることができる能力があるように、私にも人を見る目があるんだ。」 とヨヌの雇用を決めた。

ガンソクはヨヌに「未だ何の意味もないカード。それが今の君だ。だが君の選択と努力によって将来エース又は無意味な数字になるかも知れない」 とトランプのジョーカーをヨヌの胸ポケットに入れた。

事務所を出たヨヌは、麻薬を便器に流してをアタッシュケースを駅地下のロッカールームに入れた。

その夜、ヨヌはカン&ハム法律事務所について夜通し勉強し法典を読み直した。

ガンソクは、ヨヌの言葉から幼い頃の自身の姿を思い出した。

翌朝、スーツを着たヨヌは自転車で事務所に向かった。

地下鉄から降りた後雨が降っていたが、ためらわず外に出て自転車に乗った。

その時、隣で雨宿りをしていたキム・ジナ (コ・ソンヒ)にタイヤのしぶきが飛び散ったがそれには気づかずに…

”運命を決めるのは偶然ではなく、選択だ”

建物に入ったヨヌは、弁護士たちが歩き回っている様子を眺め、決意を新たにガンソクのオフィスの中へ入った。

だが、待っている間部屋の中をうろついていたヨヌがソファに座ろうとすると、ガンソクは「座るんじゃない。家に帰れ。」 とヨヌを解雇した!!