ホワイトカラーエグゼンプション-その2 | 【あっ!これは何?】・・戸張節五郎の部室

ホワイトカラーエグゼンプション-その2

本日TVをみていたら、このテーマについての討論をしていた。


提唱側としては・・・


「上司が退社するまでは会社にじっといる人間がいる」


「就業時間ではなく、成果主義にするため」


といっていたが、明らかにおそまつ。


上司が退社するまでじっとしている社員がいるのであれば、それを会社側が


管理すべきことであて、「何時間働いても金にならないよ」という法規制に


頼るんじゃない!


成果主義にするのであれば、数字を達成したら


あとは休みにしてくれるの?


そうすることで、自分の数字は達成したから早く帰る・・・という社員がでれば


みな個人の仕事のみに走り、職場での手助けなどもなくなり


結局は社員の連帯感もなくなり、


会社のために働いたりする人間もいなくなるのでは?


会社員とは自分の骨身を削って対価を得ているのであるが、


数字での評価をする会社になると、『社への愛情』もまったくなくなり


できる社員ほど、いい条件の会社に流れる。


企業が成果主義や終身雇用をしないと謳った瞬間に、


社員は『この社には一生勤めることはない』と考えるのが必然


そんな状況でその会社が発展するのであろうか?