今日、戦艦武蔵の顕彰碑について、氷川神社において地鎮祭を行った。

氷川神社が武蔵一之宮であり、戦艦武蔵の中の艦内神社である武蔵神社は氷川神社から分祀されたものであるというご縁から、日本で初めての戦艦武蔵の顕彰碑を建立しようというプロジェクトである。最初は私に会長、というお話を頂いたのだが、格から言っても元大宮市長の新藤享弘氏が適当であると思い、お願いさせていただいた。今日のご挨拶などを伺っていても、さすがと思う。

4月には、大変困難だったが、沈没の発見場所であるシブヤン海での慰霊祭にも伺った。その際にもお会いした元乗組員の皆様のお話を伺って、改めて必ず顕彰碑を建立し、もって皆様の思いに応えるとの決意である。

私は、自分たちは歴史のリレーランナーだと思っている。今、自分がいるのは、両親がいるからであり、そのまた両親がいるからであり、その引き継がれたバトンはものすごく重い。子供たちには、その歴史の重みを感じてもらうようにしたい。そして、今の日本があるのも先輩の皆様のおかげである。その先輩たちを尊敬し、次の世代にも素晴らしい日本を引き継いでいかなければならない。

温故知新、すべては歴史があって今がある。そこが私の基本である。