彼の台南の実家に初めて挨拶に行ったのは、出会ってから1年くらいたった頃。
高雄国際空港に夜遅く着いたので、その日は高雄85スカイタワーホテルに宿泊。
高雄市内で買い物をして、翌日の午後に実家に到着しました。
到着した時、家には媽媽(ママ) と妹。
二人とはビデオ通話でも話していたので、
お互いに「やっと会えましたね~」という
和やかな雰囲気。
日本からのお土産をひと通り渡し終わり、
「ゆっくりして」と媽媽が言ってくれましたが、二人は夕食の準備中。
落ち着かないのと、彼の実家の台湾料理に興味深々な私たち母娘は夕食の準備をお手伝い♪
そこに大きなマンゴーのたくさん入った袋を持った爸爸(パパ)が登場。
「これ、食べなさい」とぶっきらぼうに袋を彼に渡します。。。ちょっと怖い雰囲気
挨拶も済ませ料理も出来上がった頃、
親戚達も登場...
食事中は緊張したものの日本のことを話したり、近況報告など何事もなく楽しい時間になりました。
急に雲行きが怪しくなったのは、
"妹の彼氏"が家に来てから
何も言わず家に入ってきて、
一族みんな特に反応もしなかったので、
「私はよく家に来てるからか」と
その時は不思議に思いませんでした。
娘と二人で彼の部屋でシャワーを浴びて
「サッパリしたね~」とのん気に階段を降りて行くと、なにやらリビングから不穏な空気が...
爸爸の怒っている大きな声、親戚たちも大声でなにか言っています。
ヤ、ヤバイ...揉めている...
娘「え?!なんか喧嘩になってんじゃん
お父さんに結婚のこと怒られてるん
じゃないの?」
私「うーん...そうかも知れないね」
私たちがいるより、家族だけで話した方が話しやすいだろうと彼の部屋で娘と待機。
30分程過ぎたころ彼からメッセージ
"リビングに来てください"
爸爸「年齢とか、再婚が問題で反対している
わけではない。
私たちは今日初めて会った。
いきなり結婚しますはないだろう!」
どうやら彼、"結婚したいと思う"という伝え方ではなく、"結婚します"と伝えたらしい。
媽媽「もう少し間を空けて、お互いに
何度か顔を合わせてからでも
遅くないんじゃない?」
彼の両親の仰る通り。少し伝え方を間違えてしまったようです。
"この人と結婚しようと思っています"と、
"この人と結婚します"では大きな違い。
私の娘が同じ事をしたら、私も同じように答えていたと思います。
失礼をお詫びして、なるべく彼と一緒に顔を見せる約束をしました。
こんなに年齢差がある事や、子供がいる事を理解してくれるなんて...
彼を幸せにしなければ!とまた決意!!
叔母「しかし何であなた達兄妹は、
わざわざイバラの道を選ぶの?!」
ん??妹???