出雲出身の私ですから、
島根食材はもちろん、
東北食材を抜擢したり、
東北郷土料理のアレンジ版をご提供している『園山 』ですが、
今月は、
奥出雲の野花を使ったお料理や、
デザートでは、
料理長の出身地でもある岩手の名物お菓子「がんづき 」の
『園山』バージョンを、
『園山』名物「黒豆豆乳プリン」と一緒にお出ししてます。
簡単に言えば、
蒸しパンですが、
うちならではのポイントは、
米粉・無調整豆乳・グリンピースを入れている点です。
生地をよりふっくらさせるために、
お酢も少し入れてますが、
お酢入りなんて分からないほど、
素直に、素朴な愛情溢れる美味しさが伝わります。
素直で素朴で愛情溢れる作り手が精魂込めて作っているから、
そんな味わいになるんでしょう。
料理は、人が乗り移りますからね。
そういえば、
先日、
こじゃれた「トマトバジルパスタ」が、
まかないごはんに登場してましたが、
「バジルはもう少し小さめにちぎった方がいい」
「塩気が足りない」等、
まかない担当の子へ、
周りからの指摘ありましたが、
おそらく、
この日のまかない子は、
慌ててたのか、
大胆な気分だったんでしょう。
料理を食べると、
その人の状態とか人格が分かります。
あ、
バジルとトマトのまかないといえば、
ついこの前、
『es 』さんのまかないピザにまで手を出してました。
よそさまのまかないまで食べるなんて、
図々しいにもほどがあります。
まぁ、
日に日に食いしん坊ぶりが増してる気もしますが、
そんな私と人生を歩んでいる『園山』も、
早いもので、
来月6日で5歳になります。
誕生日は、
「2006年6月6日6時6分」
でした。
よって、
まかないを食べながら、
5歳誕生日会について、
あーだこーだ話し合ってましたが、
みんなが食べ終わる寸前に、
麗ちゃん から頂いた『ざびえる本舗 』の「瑠異沙 」を撮影してから
食べようと思い、
撮影を始めたのですが、、、
片手に持って撮ると、
なーんかうまく撮れなくて、
何度も撮り直していると、
いつしか
誰もいなくなってました…。
こんなに時間をかけてる場合じゃなかったんですが。
最初から、
下に置いて撮れば良かったです。
因みに、
袋を開けると、
懐かしのうすーい銀紙で包まれてて、
一気に昭和気分にタイムスリップしてました。
ミルク風味のしーっとりした生地で、
薄紫色の白あんが包まれてました。
作り手さんの人柄と共に、
かすかーに菫の香りが体中に広がりました。
五感全てで、
花ある人生を送り、
大切な人に、
花を贈りたいですね。