3月14日にUPしようとしていたブログです。
3月14日といえば、
「忠臣蔵発端の日」、
つまり、
浅野内匠頭長矩の「切腹の日」ですね。
というわけで、
仕事で失敗したり、粗相があった時等、
お詫びの手土産として利用する人が多いそうですが、
なんでも、
この切腹を遂げた田村邸屋敷跡に、
『新正堂』があったそうなんです。
へぇ×3ぐらい。
粒あんと一緒に、
大きな求肥も入ってました。
この「切腹最中」以外に、
「陣太鼓どら焼き」も食べましたが、
やや少なめの粒あんに、
ごっつい生地でした。
それにしても、
「どら焼き」ってよく食べます。
ちょうど、
『黒船 』の季節限定「いちご小町 」とか（これ、最高潮の美味しさでした）、
ふわふわ生地の「くろどら 」も食べてました。
この「くろどら」袋には、
「日々是」と書いてありますが、
私の好きな言葉に、
禅語としても有名な「日々是好日」があります。
簡単にいえば、
「毎日が良い日である」ということですが、
これにはとーっても深い意味があって、
その日その日が最上、且つ、最高で、
かけがえのない一日であり、
日々の苦しみ・悲しみ・喜び・楽しみ等、
こういった良い悪いに対する執着がなくなり、
今日を素直に受けとめて、
自然の中で生きているということを感じ、
一日を意のままに過ごすというところに真実の生き方がある。
というようなことです。
人生は、
雨の日もあれば、
風の日もあり、
晴れの日もあります。
雨の日は雨の日を楽しみ、
風の日には風の日を楽しみ、
晴れの日は晴れの日を楽しむ。
つまり、
楽しむべきところはそれを楽しみ、
楽しみの無いところもまたそれを楽しむ。
これを、
「日々是好日」というわけです。
この先、
たとえどんな苦しい境界に置かれても、
「これ好日、結構なことですねぇ」と、
カラ元気でなく、
心から堪能できる味わい深い人生を送りたいですね。
『オーギャマンドトキオ 』でも、
そんなことを思いつつ、
真っ赤なリンゴほっぺになりながら、
「ガトーショコラ」や、
一期一会の「苺コンポート」を盛り込んでもらった「どら焼き（あんこ多め）」を
食べてました。
この『トキオ』で過ごした時みたいに、
しみじみ、
「日々是好日だねぇ」と思える日が、
地球上にあふれますように…。
