普段から便秘がちではありましたが、先日
過去最大級の便秘に苦しみました。
姿、形が見えなくなってから１週間、これ以上は
腸が破けてしまうんじゃないか？という危機感を覚え、消化器内科を受診し便秘薬と、腸の動きを改善するお薬をもらいました。
原因はささいな事の積み重ねで、
・食事でお肉が続いた
・1日中運転している日があった
・ながら食べをしていた
・生理前だった
・寝しなに夕飯を食べた日があった
などがあったと思います。
お薬を飲み始めたものの、3日経っても改善の兆しが見られず、募る不安。
その間にも色々と試しました。
・朝に白湯を飲む
・水溶性食物繊維の多い食物を食べる
・オイルを摂る
・お腹を温める
・腸をマッサージする
・便秘改善のポーズをとる
などです。
いつもならこれらのことで改善されるのですが、
今回は全て不発に終わりました。
以前に坐薬を使用した際、予想を超えた腹痛に苦しんだため、怖すぎてチャレンジ出来ない、、。
しかしこれ以上は仕事に差し支えるし、
腸が破ける恐怖（勝手な妄想です）には抗うことは出来ず、覚悟を決めて手持ちの坐薬を使用しました。
しかし、待てど暮らせど、音沙汰は無い。
うんともすんとも言わないお腹。
いよいよ打つ手がなくなり自分が青ざめていくのがわかりました。
そんな、最大級のピンチの最中、別件で知り合いの管理栄養士さんと打ち合わせをしていた際に、
『食事は30回噛みましょう』というアドバイスをいただきました。
これが実は今回の答えなのですが、
【食事は30回噛みましょう】！！
37歳にして、まさかこんな基礎を叩き込まれるとは夢にも思っていませんでしたが、
食事を30回噛む事で、満腹中枢が刺激され、
そして腸の蠕動運動が始まるのです。
胃腸が繊細な割に
・早食い
・ながら食べ
これらを繰り返してきた私には見直さなければならない基礎、超えなければいけない30回。
食事に時間をかけて、ひと口ひと口、
30回噛み続けました。
夕食後、お腹からコロコロ、クルクル、腸の動く音が聞こえ始めて、まさかの翌朝に
しっかりとした便通を迎える事ができました。
私のピンチを救ったのは、便秘薬でも、
強力な坐薬でもなく【30回噛む】という、
誰にでも、今すぐ出来る方法で。
自分の身体はバランスの良い食事と、日々の生活習慣から出来上がっているという事を改めて感じた出来事でした。