薄桜鬼小説~復讐 愛のかたち~ 21 | 親バカでごめんなさい♡

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アニマルコミュニケーターもしています。
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続きです☆



このまま本当にラストまで書きたいなん♪



1~20は探してくださいww



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「あたしは…別に…」



「あん?別に?
何も企んでないって?
はっ、岸谷祥也は、お前の恋仲
だったはずだ。
その男がオレら新撰組に殺られた。
理由は分からねぇが。
それから数日後お前は、ここの
女中としてきた。
こんなうまい話あるか?」



「……。」



あたしは何も言えなかった。



間違いなく殺される。



そう思った。



でも殺された方が祥也のところに
行ける。



それでもいい、そう思った。



「おい、聞いてんのか?」



「そう…だよ。」



「あ?」



「祥也は斎藤さんに殺された。
だから復讐をしようと思って
ここに来ました。」



もう全部言ってしまおう。



「それは本当なのか…?」



突然、襖が開き
そこには斎藤がいた。



「斎藤さんっ!?
…本当ですよ。
あたしは、あなたに復讐をしようと
思ってここに来ました。
あなたがどうしても
許せなかった…。」



あたしの視界が
ぼやけてきているのが分かった。



何で涙なんか出るのよっ。



復讐がバレたから…?



違う…斎藤さんにバレたから…。



「斎藤、こいつを連れてけっ。」



「……。」



土方の言葉に斎藤はピクリとも
動こうとしなかった。



「チッ。
山崎、お前が連れてけ。」



「はい。」



土方の隣にいた人物は
仲間だったらしい。



あたしは、その山崎という男に
腕を引っ張られた。



あたしは…殺される。



待っててね、祥也。



すぐに行ってあげるからね。




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