薄桜鬼小説~復讐 愛のかたち~ 20 | 親バカでごめんなさい♡

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続きです☆



1~19は探してくださいww



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あれから数週間が経ち女中の
仕事にも慣れてきた。



仲良くなってはいけない…
そう思うのにあたしはここに
来てから笑えるようになった。



正直斎藤を見れば戸惑いはある。



けれどみんなが受け入れてくれ
萌衣のように接してくれる。



あたしがこれで実は斎藤に復讐を
しに来た…なんて言ったら
どうなるのだろう。



ここを追い出されるのだろうか。



それとも生きて帰しては
もらえないのだろうか。



色々なことが頭を駆け巡った。



そんなあたしは今、土方の
部屋の前にいた。



1番苦手な奴だ。



「土方さん、お茶をお持ちしました。」



声を掛けると



「あぁ、入れ。」



この傲慢な態度が
好きじゃなかった。



「失礼しま…」



襖を開けると見たことのない人が
土方の隣にいた。



お客さんいたなら言ってよー!!



「あっ、あのお茶もう1つ
お持ちしますっ。」



慌てて出ようとすると



「茶は、いらねぇ。座れ。」



土方の言葉に首を傾げながらも
座ることにした。



「お前、何を企んでやがる。」



「…え?」



思いがけない言葉だった。



前にも沖田に言われたことがあった。



「岸谷 祥也。」



「……っ!?」



土方の声に目を見開いた。



「知らねぇとは言わせねぇぞ。」



「あ…あの…。」



あたしの頭は真っ白になり何を
言っていいのか分からなくなった。



「もう1度聞く。
お前は何を企んでやがる。」



さっきより土方の声が
大きくなった気がした。



****************



あ~ぁ、土方さんにバレちゃったーww



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