薄桜鬼小説~復讐 愛のかたち~ 12 | 親バカでごめんなさい♡

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続きです☆



1~11は探してくださいww



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「もう信じられないっ!!」



幹部のみんなが話している途中
あたしは萌衣に腕を引かれ
部屋まで来ていた。



そして萌衣は今までにないくらい
怒っていた。



「萌衣ちゃん
あたしは大丈夫だよ?
こうなることはある程度
予想してたし。
ほら、あたしは良いから
萌衣ちゃんは戻って
ご飯食べてきて?」



「ううんっ。
あたしは怒っているんです!!
誰が何と言おうと行きませんっ。」



うーん、困ったなぁ…。



ねぇ、萌衣。



どうしてそんなにあたしの
傍にいてくれるの?



そんなに優しくされたら、あたし
アイツに復讐できなくなる…。



もっと萌衣と一緒にいたいって
思っちゃうよ…。



ねぇ、祥也。



あたし間違ってるの…?



祥也の為に復讐を
しようとしていることは
あなたは望んでいない?



ねぇ、あたしは
どうするべきなのかな。



でも確かにアイツは、いたんだ。



取り乱さないか心配だったけど
案外冷静でいられた。



「ねぇ、やっぱり
萌衣ちゃんだけでも…」



「萌衣、紗知いるんだろ?
開けてもいいかぁ?」



あたしの言葉を遮って平助が
話しかけてきた。



当然萌衣が返事をするものだと
思っていた。



けれど萌衣を見ても全く
返事する気配すらない…。



仕方なくあたしが襖を開けた。



「紗知!あれ?萌衣は…?」



「いますけど不機嫌ですよ…?」



あたしは萌衣を指した。



「萌衣。」



「……。」



平助の問いかけにも無視する萌衣。



「あの、あたし出ますね。」



2人にしてあげようと思ったんだけど



「いや、紗知もここにいて?」



平助に言われ立ち止まった。



「萌衣、今みんなと話してきたから。
土方さんも総司も一くんも
左之さんも新ぱっつぁんも紗知と
仲良くしてくれるって。
だから機嫌直せよ。」



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