1年前の今頃から、自分自身でなんかちょっと変だなぁ、と思うようになっていた。
それは今、完全に、明らかに変、と自覚している。
これは更年期のせいだろうか。
この数ヶ月、完全に寝つきが悪くなって、起床時間がずれ込んでいる。
毎年夏は、日の出時間が早いので比較的早く起きられたのに、
今年の夏は全くそんな日はなかった。
思考がまともに働くのは午前中のみで、
午後からになると思考が鈍くなって集中することは難しい。
それから夜まで、ずーっと眠気を感じている。
そのせいか、
何を見ても、何を聞いても、何を読んでも、
まるで面白くない、興味が湧かない。
全てが面倒で、怠い。
自分の頭の中でいろんな事がぐるぐるして、
過去のことに気を取られがち。
考えなければいいものを、自分の至らなさ、不足感、後悔、そういうネガティブなものに圧倒される。
おそらくだけど、どんなものにも興味が持てない自分が全く無能な人間に思えて、自分を否定しているからだと思う。
毎日最低限の自分の役割をこなしているだけで精一杯、多くの時間を無駄にしている気がして、
何か有益なことをしないと、楽しまないと、という強迫観念がしつこく付き纏っている自覚はある。
やりたい事はない。
ただ、何もしたくない。
それなのに、楽しまないと!やりたい事をやらないと!という声がこだまする。
やる気や興味は、午前中のうちに感じることがある。
その時には、やりたい事、読みたい本、行きたい場所、欲しいもの、などなどハッキリとわかるけど、
午後になれば、それら全ては私をうんざりさせるだけになる。
そんな自分を渋々許さないといけないと思うようになっていたところ、今日は、スレッズである投稿を見た。
更年期で全く何もやりたくなくて、怠くて動けません。いつになったらこんな状態から抜け出せるのでしょうか。
ああ、仲間がいる!と思って嬉しくなった。
同じような人たちが仲間宣言をするコメントも多い中で、
ある女性が、「54歳の時に嘘みたいにサッと抜け出すことができて、途端に楽しむ気持ちもやる気も戻ってきたよ!」と書いたコメントを見つけた時、私は少し救われた。
何か適切なことをすれば、改善できると思っていた。
改善できない自分が何か間違っているような、何かダメなヤツ、って思うようになってたから。
でもそうではなくて、私は間違えようがなかったんだ、時期が来るまで続く事なんだ、と思えた。
そして、完全に今の自分を否定して、理想の自分が別の所にいて、その自分と比較して落胆してるって気付いた。
両方とも自分なんだから、どちらかを切り捨てることはできないし、しちゃいけないことだと思う。
私はトンネルの中に入ってしまったんだなぁ、と思った。
つい、癖で、自分で自分をジャッジしてしまう。
でも、ジャッジする必要は無い。
今日は何もしたくない、ああ、私は今日もじっとしていたいんだね、ってそれだけでいい。
ああ、そうなんだね、オッケー、わかるよ!って。
そんな風に、毎日、ただ自己観察していくフェーズに入ったんだなぁ。
とりあえず今日は、これを書いたからオッケー!