先日家族で美術館に行ってきました。

Time of Others
日本語では、「他人の時間」。




アジア・オセアニア地域のアーティスト18名の仕事を通し、
他人の時間に向き合う手掛かりとなる作品を紹介する展示だとか。

シンガポールや日本のアーティストをはじめとする多様な解釈、表現の
「他人の時間」を楽しめました。

係員の方の説明を聞くと、作品への理解が深まります。
コミュニケーションを取りながら作品を楽しめたこの展示。

Basir Mahmood
http://basirmahmood.com/
パキスタンのアーティストの映像作品。



色々な文化が西洋化されていてそれが「普通」となっている現代。
ビジネスの場では、日本でもシンガポールでもアメリカでもどこでも、
ビジネススーツが当たり前な現代。

この男性がスーツを着ていくと共に無表情となり
脱いでいくと共に穏やかな顔になっていく。

私たち日本人も「着物」ましてや「浴衣」さえも
自分で着れずに美容室に行くこともある。

本来の伝統的なものが失われてしまう寂しさを物語っていました。

シンガポールでは、多様な文化が混ざり合い、
その中でもインドの女性はオフィスにサリーを着てくる人もちらほら。
こういった彼らの当たり前が10年先も20年先も続くのか?
続くといいなーということを考えたりしました。

日時:2015年11月21日~2016年2月28日
会場:シンガポール・アート・ミュージアム
料金:大人$10 学生$5 
※毎週金曜日午後6時~9時は無料

詳細はこちら

日本で行われた展示のページはこちら
※日本語で作品の概要が読めます。