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お名前:亜美さん
住んでいる国:シンガポール
家族:ご主人(駐在員)・息子さん(もうすぐ1歳)
移動方法:電車・バス・タクシー
地域に住んでいる日本人の数:約30,000名

この場所の好きなところ:外国人から多いからか差別がないところ
困っちゃうところ:時々無愛想でマナーがない人がいるところ

プロフィール:
小学生から中学校にかけて4年半ほどアメリカで育ったこともあり、
高校、大学共に、国際的な環境で学生生活を送っていた亜美さん。

海外在住時に、日本のメーカーの素晴らしさを感じたこともあり、
大学卒業後は医療メーカーや教育業界にて海外営業、
マーケティング・商品開発の仕事をしていました。

2012年にご結婚。
ご主人の駐在が決まったとほぼ同時期に妊娠がわかり、
2013年11月よりシンガポールに住んでいらっしゃいます。

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◯物足りなさを感じていたマタニティ期間。

シンガポールに来た頃は、新しい生活に、とてもわくわくした気持ちでいました。
自分にとって2ヶ国目の海外、何かたくさんのチャレンジするチャンスにあふれている気がして。

こちらに来て、まず始めたのがマタニティヨガ。
妊娠中の友だちがたくさん出来、すごく楽しかったのですが、
仕事を辞めて何も属さずに専業主婦になったため、何となく物足りなさを感じていました。

その後、せっかくの機会だと思い、中国語を始めてみようと思ったのですが、
その前に切迫流産を経験したこともあり、座っている体勢がよくないと
ドクターに言われたことを思い出し、身体を安静にすることを優先させました。

新しい国での新しい生活、息子が焦らずに慣れていくようにと、
ブレーキをかけてくれていたのかもしれません。笑




◯出産後3ヶ月の「このままでいいの?」という気持ち

無事に出産を終え、育児にも慣れてきた3ヶ月頃から、漠然と
「このままでいいの?」と思うようになりました。

子どもは本当にかわいくて、とっても幸せだったのですが、
自分が世の中から置いていかれるような孤独な気持ちを感じたんですね。
社会との繋がりや、仕事をすることを求めていたんだと思います。

でも、息子を預けてまで働くことには「?」と感じてしまうんです。
日本だったら育休があるので、1年は一緒にいられる時間があると思っていたし、
また、言語や文化が違う人に我が子を預けること自体のイメージが湧かず、何となく不安でした。

そして、預け先をどう見つけていいのか、どんな方法があるのか、わからずにいました。
子どもを預けてまで仕事をすることを考えると「今でなくてもいいかな」という結論になり、
新規一転、子連れで行けて、かつ自分が興味があることを始めることに。



○色々なコミュニティに参加して気づいた日本人ママ友の大切さ

自分がわくわくし、息子を連れて行けるところには、迷わず参加しました。

外国人のママが集まるカフェタイム、
ベビー連れヨガ、
ベビーマッサージ、
シンガポールならでは、グローバルな集まりにも行きましたし、
友だちの口コミから興味を持って、日本人ママが集まる習い事等にも顔を出しました。


その中で気づいたことがありました。

実は私、海外にいるのに日本人とばかり一緒にいる人に対しての違和感があったんです。
せっかくの海外にいるのに、もったいない!!と…。

でも、ママという立場になって、
子育ての不安や楽しみを1番共感し合えたのが日本人ママだったんです。

お食い初めや初節句はどうするか、1歳のお誕生日はどうするか等、
日本人だからこそ話せることって、実はたくさんあるなということに気づきました。

特に、海外にいるからこそ、せめて両親にしてもらったこと位は、
自分も子どもにしてあげたいなーという気持ちがあり、それは、他のママとも共有出来ました。

他にも、予防注射のことや、何か合った時の病院の情報シェア等
周りのママの情報で助けられたことも多かったです。


その後、色々な集まりに参加する中で、新たな自分の目標を見つけた亜美さん。
その目標とは…。

後編は明日アップします♪