先週末から住み込みメイドさんが!と書きました。

これを決めるまでには、私の中でも色々感じることがあって…。

2月半ばのある日にあったお話を今日ここに記したいと思います。


シンガポールでももちろん、

異国の地で、不安ながらも家族でない人に子どもを預ける選択をするパパママ、

日本でも、今まで24時間一緒だった子どもと離れ、

保育園に預けて仕事復帰を考えているパパママ、

人に預けることに罪悪感を感じている人もいるみたいだけど、

こんなステキな出会いもあったりするんだーと

何かの希望や勇気につながったらいいな。心



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<2015年2月のある日>


今日、むすめっこを迎えに行くときに、

アンティーに言わないといけないことがあった。



8月の出産前に、新しく住み込みのヘルパーさんを雇おうと考えていること。

そして、もし良い人の紹介があったら、4-5月に早めることも考えていること。

そして、むすめっことベビーの2人をヘルパーさんに見てもらおうと考えていること。



むすめっこ、アンティーの家を卒業というわけです汗

アンティーはむすめをとってもかわいがってくれているので、

前に軽く話をした時に、寂しがっていたのですが、

きちんと彼女に考えを伝えてから、探し始めることが

彼女に対しての礼儀だと思って、改めて話をしました。



だって、上のむすめをアンティーに、ベビーをヘルパーさんにとなると、

お金が倍かかる~。それはちょっと(2人で16万円もかかっちゃう~)汗



そしたら、急に涙が~。。。(私が)

アンティー
「まきこさん、そんな悪いと思わないで。
 私もあなたたちの状況は理解できるし、大丈夫よ。
 もしも、ヘルパーさんがきちんとしていなかったら
 いつだって戻ってきていいしね。」


いやー、私が泣いているのは、そうじゃなくて、

あなたがいい人過ぎるからです~。



約2年前。

異国の地で、言葉もろくに話せず、2ヶ月のかわいいかわいいむすめを

預けることを決めたときは心配で不安で本当に涙が出ました。


そのときのことを思い出したら、

この2年で、こんなにも大きな信頼をおけるアンティーに、

アンティーの家族みんなに出会えたことが

ありがたすぎて、ありがたすぎて。。。

 

あー、これを書きながらも涙がでる。笑




本当に、本当に、毎日ありがとう、アンティー。


そして、むすめの大好きなアンティーファミリーLOVE


いつも、「Love you むすめっこ~」と言いつつ、ハグハグしてくれるアンティー。

口数が少ないけれど、温かい笑顔で見守ってくれている、アンクル。

大学留学中なので普段はいないけど、長期休みがあると帰ってきて

かわいがってくれるお姉ちゃん。

アルバイトが終わると「むすめっこまだいる?」と急いでシャワーを浴びてから

私が迎えに行くまで遊んでくれる妹ちゃん。

海外旅行に行くと、むすめっこにぬいぐるみやらLEGOやら

すてきなお土産を買ってきてくれる、アンティーの弟夫婦

チューチュー(たぶん中国語でおじちゃん)とアンティーC。



毎日迎えに行くと、みーんなでニコニコして

「ハッハッハ」と笑顔で見守りながら

むすめっこにハグハグ、バイバイ、投げキッスしてくれます。

本当にありがとう。


卒業後も遊びに行かせてもらいます~。

本当、しあわせだなぁ。心



※特にアンクルが大好きで、キラキラ星の歌詞を全部「アンクル」で歌います音譜

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2年前の9月、生後2ヶ月と1週間で職場復帰しないといけなかったので

その時は、本当にさみしくて

日本の友だちが1年産休取れることが羨ましくて

専業主婦の友だちにプチ嫉妬することもあったような。


海外でもそうじゃなくても、みんな色んな事情や状況があるから

自分が置かれている状況の中で

どう周りと信頼関係を築いていって、

自分が幸せだなーって思えるひとつひとつを作っていくのか。


むすめを預けて働き続けるっていうことで、

そんなことを学んだ気がします。

あとは、日本とシンガポールを較べても

何ともならないことは考えてもしょうがない。

そこからは何も生まれないってことがいい意味で割り切れるようになりました。



そして、アンティーのおかげで

彼女との関係の中から、自分も自信が持ててきた。



人種も言葉も文化も違っても

きちんと愛情を持って接してくれる人がいれば

子どもは元気に育つこと、

時間が短くても、大事にしていれば、

子どもには、自分の愛情もちゃんと伝わること、

何も言えなかった赤ちゃんも、私を「ママ」と認識して

たくさん求めて愛してくれること。


2人目の出産にあたって

今は何の不安もないけれど、

2年前の私は

不安で不安で仕方なくて、

泣いていたこともあった。


今何か似たような状況で

不安でいっぱいのパパママに

大丈夫だよ。っていうことが届くといいな。


そして、そんな私を

隣で「大丈夫、何とかなるよ」と

いっぱい話を聞いてくれて、見守ってくれた夫にも

ありがとう。



さ、そろそろお迎え行ってきます。走る人

今日は、アンティーがメイドさんの研修をしてくれているので

メイドさんとむすめっこ2人のお迎えです。