2013年10月から始めた

はたらくママ@シンガポール


これは、

私が妊娠初期に

不安なことがたーくさんあって、

でも身近にワーキングマザーの友だちがいなくて

その時本当に辛かったことから始めようと思ったコミュニティです。

前置き長くなりますが…

妊娠初期を振り返ってみました。




私たち夫婦は、シンガポールの現地企業で働いているので、

会社からの出産関係の補助金がないのが当たり前。

保険も妊娠についてカバーされていないのがほとんど。

日本に住民票もないので、当然日本のありがたい保険の恩恵は受けられず。

(駐在員の方でも100%出るところもあれば、そうでない会社も多いみたい。)

最初に不安だったのは、実際、費用面だったかな。

他にもいっぱい。


日本語がわかる先生がいるのかな?

医療費が激高いらしいけど、大丈夫かな?

保険、妊娠後に入れるものってあるの?

一体、この国の産休って2-3ヶ月って聞くけど?

そんなので復帰するの大変って言うけど、大丈夫?

出産後、お母さん手伝いに来てくれるかな?

復帰したいけど、赤ちゃんはどこに預ける?

そして、それにいくらかかる?

え?メイドさん雇うとか、保育園預けるとかいっても日本人じゃないよね?

子育て方法とか、日本流じゃないってどんな感じなの?

メイドさんとかいい噂聞かないけど、虐待とかないのかな?



とまぁ、出てくる、出てくる。




不安なことが多すぎて、どうにか誰かワーキングマザーの先輩、経験者がいないのか
日本語フリーペーパーやインターネットやら探してみたら、いたいた!
どうやらこちらで子育てに非常に詳しい日本の方がいることを知り、
思い切って、その方に連絡してみました。

お忙しい中、時間を作って会ってもらったんです。

せっかくだから、と夫も呼んで、2人で色んな話を聞きました。

ところが…

大変よ、大変よ、大丈夫?
出産時に何かあったら、◯百万、◯千万ってかかった例もあるのよ。
教育費もバカにならない。それが理由で途中で日本に帰った夫婦も知ってるわ。
それでも、あなたたちは覚悟がある?
大変よ!


ありがたい情報もたくさんいただいたのですが、
不安が更に大きな不安になってしまったのですがーんがーん
がーん


藁をも掴む思いで連絡したのですががーん

不安が更に大きくなって、この頃は(妊娠初期が情緒不安定なのもあったかも)泣いてばかりいた気がします。

そんな中、冷静だった、夫。

「不安だって言っても前に進まないから、ひとつひとつ調べていこう。大丈夫だから!」と。

あーあの頃はよく泣いてたなぁ。


しばらくして、隣の会社にワーキングマザーがいるということを耳にして

知り合いに紹介してもらったんです。

今でもお世話になっているYさん♡

ランチタイムに1時間位色々な話を聞きました。

妊娠中の仕事で、よかったこと、大変だったこと。

実際に子育てをしていて、大変なこと。

実際に出産前後にどうしたか。お金はどのくらいかかったか。

シンガポールでの子育て事情、どんな保育園に通っているか。

大丈夫よ、どうにかなるから!
本当子どもはかわいいよぉ~!!!

今度うちにご主人と遊びにおいで~。
赤ちゃんグッズも貸せるもの色々あるし、1回見においでよー。


そんな言葉が、本当にどれだけありがたかったことか…。



そう、
大変な話もネガティブな話も、冷静に解決策のヒントを散りばめながら
お話をしてくれて、
でも大変でも「子どもがかわいい!それが全て!!」と
本当にうれしそうーに話してくれた、それでココロが救われましたLOVE



やっぱり、ロールモデルがあるのとないのとでは、
見える未来ってぜーんぜん変わってくる。


不安なことも勇気や楽しみに変わってくる。


私がYさんと出会ったことで、本当にそういう経験をさせてもらったんです。


はたらくママ@シンガポールを作って
ワーキングマザーとこれからそうなりたい妊婦さん、
子どもがいるママが働きたいと思った時に、ロールモデルと出会える場、
そして、私たちが異国でも情報をみんなで持ち寄って助け合える楽しめる場。

そういう場を作りたくて始めたのが、このコミュニティです。

だいぶ熱くなってしまった。


おっと、お迎えの時間。



行ってきます走る人