こんばんわ、マキです❤❤❤


食事をした場所からは、歩いて15分ほどで着きますが、夜6時にもなれば、辺りは真っ暗なのでバスに乗りました。



奥の院へは、2つの道があります。



どちらの道も歩いたことがあったのですが、なぜか手前の一の橋でバスを降りました。


この一の橋入口に行けば、奥の院に向かう人に会えるだろうと思っていた私。



これが一の橋、入口。







人が誰もいない。



少し迷いましたが、バス停に戻り、また違う道で行くのは時間が間に合わないと思い、何を思ったか、私は歩き始めました。



このときは、まだテンションが高かったんでしょうか。
普通に考えたら、こんな誰もいない山道、しかもお墓に囲まれている道に、1人では入らなかっただろうなと、今となっては思うのですが、、、



その時は、なぜか突き進みました。



この写真も歩いて2分くらいの場所だったかな。
写真を撮る余裕が、まだあったって事ですね。






5分ほど歩き続けました。
後ろにも前にも、人、1人いません。



さすがに怖くなってきました。



2枚の写真は灯りがまだまだ明るいです!
この辺りから、写真を撮る余裕もなくなってきました。



戻ろうかな?
一瞬、考えましたが、足を止めてはダメだと思いました。
ほんとに立ち止まったらダメだと、強く感じました。



私のまわりには、小さな灯りと、たくさんの方が眠ってらっしゃるお墓のみです。



ほんとに真っ暗な道を、ただただ1人で歩きました。



所々、灯りの間隔が遠くなり、自分の感で歩かなければいけない場所がありました。
階段もあったりして、そんな時はゆっくりと下を見て転ばないように気をつけました。



ここで怪我したら終わりだわ。
遭難する。
とゆうか、足でも挫いて歩けなくなったら、ほんとにヤバい。



慎重に、でも早歩きで、とにかく、歩き続けました。



人間、怖いと独り言を話すんですね。
歩いている間、ずっと独り言でした。



まだかなー。
いやー、この道で合ってるはず!
めちゃ私がんばってるやん!
おばあちゃん、まきのこと守ってよー。etc.



一度奥の院から、歩いたことがあった道。
その時はもちろん、まだ太陽が出ている時で家族も一緒。
道は合っている!
  


暗闇の中を、ひたすら信じて歩き続けました。



25分ほど歩いて、光が見えてきました!



人だー。



人と光が見えてきました。



ほんとにホッとした瞬間でした。









奥の院での行事は、とても感慨深いものでした。
あの暗闇の道を歩き続け、辿りつけたこと、一生忘れられません。



今回の高野山旅。
夕方までは順調だったけど、夜はほんとに怖かった。



私にとって修行のような時間でした。