最後の1本。 | makichantoshのブログ

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Yahoo!ブログから引っ越してきました。
子宮筋腫闘病記から始めたブログが、今ではただの徒然日記になっています(苦笑)

抜きました。
 
左上に残っていた最後の1本を抜きました。
 
“ 親不知(おやしらず) ” を抜きました。
 
痛くも痒くも何ともなかったのですが、
1ヶ月くらい前から、朝目覚めたときに歯の噛み合わせで違和感を感じるようになったのです。
 
数年前に左下の親不知を抜いたとき、
「噛み合わせる歯がなくなったら反対側の歯が伸びてくるから、ついでに上の歯を抜きましょうか?」
と先生に言われたけれど、
「心の準備が出来ていないので抜きません!」
と言って断った私。
 
先生曰く、歯はきれいな正方形をしているわけではない(=複雑な形をしている)ので、
伸びると隣の歯との接点がずれて、そこから虫歯になりやすいのだとか。
 
改めて受診してレントゲンを撮ってみると、本当に、分かりやすいほど伸びていた親不知。
麻酔の後、先生は、
「普通、親不知って奇形だったり根が小さかったりするんですけど、
マキチャントッシュさんの根はしっかりしてますねえ!」
と言いながら、
 
ンギ、ンギ、ンギ。
 
 
 
 
 
先生 : 「はい。このガーゼを噛んでください。」
 
 
 
 
 
え?!もう終わったの?!
 
見ればトレイの上に、それはそれは立派な根の付いた大きな歯が転がっていました。
 
家を出て、歯を抜いて、帰宅するまで45分!
今回の抜歯のために、わざわざ2日連続で有給休暇を取ったんだけど・・・。
( 「次の日が休みの時に抜いたほうがいいよ。」 って、事前に先生からアドバイスされたのですー。)
 
 
 
 
 
あっけなく抜け去った最後の1本。
 
高校生の時に最初の1本が生え始めて、
い時間をかけて上下左右の4本が生えたのだけど、
もともと狭い口腔内に無理やりギュウギュウ生えてきたから痛くて痛くて、
社会人になってからも忘れるか思い出すかって頃に、また痛んで、1本ずつ抜いて、
この年齢まで20年以上も苦しめられ続けた親不知。
 
“ 8020(ハチマルニイマル)” って言うけれど、
( 「80歳になっても20本以上自分の歯を保とう!」 という啓発運動。)
 
この抜歯に後悔はありません!!!