いまから37年前。
私が小学校1年生の時、国語の教科書の中に 『 くじらぐも 』 というお話がありました。
体育の授業中に鯨の形の雲が現れて子供たちと交流する・・・というような内容です。
私はこのお話が、なぜか好きでした。
そして何より印象深いのが、学芸会で主役の くじらぐも を演じたこと。
主役に選ばれたときは、それはそれは嬉しかったです。
・・・が。
いざ、舞台の上へ出る時に、クラスメイト数名と一緒に大きな白いシーツを被せられ、
主役なのに観客から顔が見えないという、まさかの事態。
自分の視界は白いシーツとクラスメイトの足元と板張りの舞台だけで、
移動するときのトコトコトコ・・・というシューズの足音を今でも鮮明に覚えています。(苦笑)
その 『 くじらぐも 』 は、37年経った今でも小学1年生の教科書に載っていました。

妹の息子、甥君の教科書です。
親子(私とは “ 伯母子 ” ですが。笑)二世代で同じ物語を習っているのですねー。
また、甥君が通う小学校は私の祖父が生まれた年に創立された小学校。
甥君からすると曾祖父から四世代が同じ小学校に通っているわけです。
なんかイイよね、こういうの。