山陰日帰りバスツアー。 | makichantoshのブログ

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子宮筋腫闘病記から始めたブログが、今ではただの徒然日記になっています(苦笑)

“ ゲゲゲの女房 ” の出身地、島根県安来(やすぎ)市にある、足立美術館。
 
私の大好きな美術館のひとつです。
その足立美術館が開館40周年を記念して、
 

真髄を究めた日本画家 横山大観 - Yokoyama Taikan - 展 10年に一度の大展覧会

 
を開催すると知りました。
 
ホームページには、「展示室すべてを使用し、過去最大数の作品を展示する・・・。」 と書いてあります。
 
オマケに、
開館40周年を迎える2010年10月29日に新館をオープン!
その こけら落とし として10月29日~11月16日まで、「再興 第95回院展」 を開催するって!
 
そんな時、元派遣社員仲間で親友のYさんが
願ったり叶ったりのバスツアーに誘ってくれて、行ってきましたー☆
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
2010年11月21日(日)。
自宅を出発したのは、陽が昇る前の朝6:25でした。(笑)
 
4つの高速道路を通って、まずはバスツアー最初の目的地、鳥取県米子(よなご)市にある、
お菓子の壽城(ことぶきじょう) へ。
 
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山陰の銘菓や特産品を販売していて、ほとんどの商品が試食できました。
その他にも、とち餅の実演販売や、ガラス越しに和菓子製造工場が見学できます。
 
私の個人的意見としては、
「ココには寄らなくていいから、その分、足立美術館に長くいたい。」
っていうところでしたが、お菓子の試食しまくりだけは、チャッカリと。(笑)
 
 
 
 
 
続いては、島根県安来(やすぎ)市にある、清水寺(きよみずでら)。
 
京都のと同じ名前ですが別物です。
厄払いと絶景で有名なお寺です。
 
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昭和47年生まれにとっての平成22年は大吉だそうで。
 
大吉なのに、年明け早々、乳がん未遂事件って・・・どうよ?
まあ、ある意味、乳がんじゃなかったということが大吉なのか。
平成22年の大晦日まで、あと、1ヶ月10日。
その間に、良縁話はあるのか?!(誕生日もあるぞ?!笑)
 
清水寺は天台宗の霊場だったところなので、精進料理も有名です。
昼食は、この精進料理をいただきました♪
 
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これ全部、動物性たんぱく質nothingです!
いかの刺身も、わらび粉を用いて似た食感を造りあげていましたよ。
 
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このウナギの蒲焼も!
豆腐、山芋、くわい、蓮根などを使っていて、海苔を皮に見立てています。
でも、味はウナギ。不思議!
 
この写真には写っていませんが、この他にお吸い物と茶わん蒸しがありました。
 
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食事をした部屋から見える景色です。
 
小さく写っている三重塔は、山陰唯一の総けやき造りだそうです。
 
大人200円で登閣できるので、食後に登ったのですが・・・
暗いわ、狭いわ、急なハシゴ階段だわで、大人1人がやっと通れるくらい!
中ですれ違うことが出来ないので、登る人と降りる人がお互いに譲り合いながら
途中で待たないといけないほどの狭さでした。
 
私はエジプトのピラミッドの中に入った時のことを思い出しましたわヨ。
(記事: エジプト旅行。 -4日目・前編- 参照。)
 
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三重塔の頂上?から見える景色です。
遠くに日本海が見えるの、わかりますか?
 
 
 
 
 
清水寺からバスで15分ほど、次は、いよいよお目当ての足立美術館です。
 
広~い駐車場には、車とバスがいっぱい!
大きな新館も、あるある!
・・・が、しかし。

休館。

11月24日(水)まで展示入れ替えのために休館中だと・・・凹
そんなぁ・・・(涙)
 
ガックリ肩を落としながら新館の横を通り過ぎ、本館へ。
 
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なんと、入り口には長い行列が出来ていました!
幸い、私たちは団体客で事前にチケットを購入してあったのでスルーパスできましたが。
 
足立美術館は美術館でありながら
日本庭園ランキングで2003年から8年連続日本一を記録しているという美術館です。
(ちなみに、2位は京都の桂離宮です。←それよりもスゴイってことね!)
 
館内の窓を額縁に見立てて庭園を見ることができる大窓 生の額絵 や、
和室の床の間の壁をくりぬいて掛け軸のように景色を見ることができる
生の掛け軸 ” なんていうのがあります。
 
でも、私としては横山大観の作品を少しでも長く観ていたい!ってことで
庭園散策はほどほどに済ませました。
 
というより、あまりの人の多さに、ゆっくりなんてしていられなかったのですが。
 
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「無我」、「紅葉」、「海潮四題」、「乾坤輝く」、「雨霽る」、「蓬莱山」 ・・・
 
教科書や図録などでしか見ることのできなかった作品の数々。
全部、本物. . . : *
 
うっとり、私は喜びに浸りました。
 
ところが。
人が多ければいろんな人が来ているわけで・・・。
 
「わからん!(この絵の良さが)わからん!」
なんて呟いている人はまだマシなほう。(笑)
 
富士山を描いた作品がいくつも並んでいるところで、

「こりゃ、大山(だいせん:鳥取県にある中国地方の最高峰。)ぢゃな。」

って言っているオバサン。
題名に、「 富士 って書いてあるぢゃろう!
 
それとか、

(作品の題名を見て)「ほら!やっぱり横山大観って書いてある。」

って言っているオバサンも。
「横山大観展」 っていう展覧会で他の人の作品があるわけないぢゃろう!
 
ま、私も人のことは言えず、
「龍興而致雲(りゅうおこりてくもいたす)」 という作品の題名を見てYさんに、

「龍が怒ったから雲がシュ~って沸き起こったってこと?」

と聞いてしまいましたが。(笑)
 
ちなみに、後でネットで調べたら、正しくは、「龍は雲を得て天に昇る。」 という意味だそうです。
 
 
 
 
 
とにもかくにも、芸術の秋の締めくくりにふさわしい、本当に充実した1日になりました☆
 
清水寺の三重塔で思いのほか時間がかかってしまったので、
急な坂道と石階段で出来ている長い参道を一気に駆け下りるハメになり、
翌日は両足のふくらはぎが激しい筋肉痛になったけどねー。(爆)