失われた文明。

昨年１０月にエジプト文明を観てきたので、
今度は、
中南米の失われた文明を観てきました。

日帰りで。（笑）

“ 岡山市デジタルミュージアム ” で開催されている、

『 インカ・マヤ・アステカ展 』 です。

元同僚で親友のＫさんと行ったのですが、
Ｋさんは博学な人で、
彼女に比べ、ミルちゃん・キクちゃん・ナンダロウ君な私は
（↑コレが分かる人は、それなりの年齢ですね・・・。苦笑）
Ｋさんに、「コレは、なんで？　アレは、どして？」と聞きながら展覧会を観るのが、大好きです♪

５００円の音声ガイドを２人で借りて、
「ふぅ～ん！」「ほほぅ！」「うぉー！」
と小声で言いながら（笑）じっくり観て歩きました。

日曜日だっただけに、展示会場はかなり混んでいました。
子供も来ていてヤだな～と思いましたが、（←静かに鑑賞できる子供なんて、いないもん。）
意外と静かに観てくれていたので良かったです。

もひとつ意外だったのは、
デートで訪れているカップルが何組も来ていたことです。

私の経験では、美術館や博物館に来ているカップルは
たいていどちらかが「つまらん～。」という顔をしているものですが、
今回は、そういう人がいなくって、
２人して興味深そうに、楽しそうに、ラブラブそうに、鑑賞しているのです。

私、彼女達に声をかけたかったです。

「こういうトコを楽しんでくれる彼氏、どこで見つけたの？！（私も欲しいッ！）」

って。（笑）

さて。
肝心の、展示会のほうですが。（笑）

意外や意外、
インカ文明とアステカ文明は
紀元前じゃなくて西暦の１３世紀～１６世紀にかけて栄えた文明でした！
日本でいうと、室町時代くらいです。
最近じゃん！（笑）

唯一、マヤ文明が紀元前からある文明なのですが、
それでも紀元前４００年くらい。
日本でいうと、弥生時代くらいだそうです。

ということは、
「中国４千年の歴史」と言い現される中国文明や、
紀元前３０００年頃には設立されたエジプト文明なんて、
どんだけ古いんかっちゅーハナシですよ。

約２万年前、アメリカ大陸はアジアと陸続きで、
新大陸に渡った最初の移住者たちは、日本人と同じモンゴロイドだったそうです。

なので、
マヤ文明の石碑などに残された当時の人々は、
ボテっとした唇に、ヒキ目カギ鼻で表現されていました。

アラビアンビューティーに描かれているエジプトとは、やはり、違いました。（笑）

アステカ文明には、“ 生贄（いけにえ）文明 ” だという印象を持ちました。
ちなみに、
動物ではありません。

生きた人間の心臓です。（ヴゲー。）

インカ文明は、ミイラ信仰のある文明。

エジプトとは違って、身分が高くない一般人でもミイラにしていたそうです。
特別なミイラ加工処理をしなくても、
あまりにも乾燥している土地なので、何もしなくてもミイラになるそうで・・・。

親子のミイラや、
犬のミイラも展示されていました。

白い犬のミイラ・・・。
目がウルウルしました。　（記事 『 旅立ち。 』 参照。）

展示会場には、ＢＧＭや映像もふんだんに使われていました。

その中で、
今現在の中南米の人々が畑作をしている映像が流れていて、
急斜面に段々畑でトウモロコシを作っているのですが・・・。

「どこが畑？」っていうくらい、

草ボウボウでした。。。

草ボウボウの中にトウモロコシ“も”生えている、という状態。
出来上がったトウモロコシも小さくて、
粒も、まばら。

そりゃ、あれだけ草が生えてたら、栄養分取られちゃうよォ・・・。

湖上に浮かぶ都市アステカ、
密林のピラミッド王朝マヤ、
天空の都インカ。

高度な技術があるにもかかわらず、
“ らっしゃァわや ” の国エジプト同様、

なんで草取りが出来ないのーッ？！

たっぷり３時間かけて展示物を見た後、
グッズ売り場で、インカコーラ（３５５ｍｌ、１５０円）なるものを発見！

気になるので買ってみました☆

　黄金文明の国「インカ帝国」にちなんで作られた黄色いコーラ。
　私たちの常識を超えた「ゴールデンコーラ」は、アメリカでも大人気。
　よく冷やしてお飲みください。

と書いてある。

味は・・・

カキ氷シロップのソーダ割り。

しかも・・・

『 原産国名：アメリカ 』 と書いてある。（爆）

騙された。。。