エジプト旅行。 -4日目・前編- | makichantoshのブログ

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子宮筋腫闘病記から始めたブログが、今ではただの徒然日記になっています(苦笑)

ピラミッドDAY。


現地時間の2007年10月16日(火) (日本時間よりマイナス7時間)、
エジプト4日目の朝は、寝台特急の中で迎えました。

昨夜の泥酔(←乗り物酔い。)がウソのように、
私は気持ちよく目覚めました。(笑)

エジプト旅行。 -3日目- 』 の記事に書きましたが、
この寝台特急(1等個室)には洗面台があるのですけれど、水が、

     チョロチョロチョロ・・・

としか出ません。

そのことを、事前に日本人添乗員さんが教えてくれていたので、
私達ツアー客は、みんな、1.5リットルのミネラルウォーターを買い溜めしました。
もちろん、私と友達Tちゃんも。

私とTちゃんは、
1人が水道役、1人がタオルを濡らして絞る役になり、
顔や身体を拭きました。

朝食は量が少なく質素でした。
でも、すでに10時間以上も電車に揺られているので、
それくらいでちょうど良かったです。

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朝焼けが、とてもキレイでした。↑
窓ガラスが汚れていなければ、もっとキレイに見えたのだろうと思います。(苦笑)





このあたりで、デジカメの充電をしていないことに気付きました。(涙)






午前7時前、カイロのギザ駅に到着しました。

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駅のホームにて。↑
私達の乗ってきた寝台特急「アベラ」です。

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駅の外から見た駅舎です。↑

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また、犬を見つけてしまいました。(涙)↑

写真を撮ろうとしたら、
シェパードを連れている男の人に「ダメダメ!」と言われました。

じつは、エジプトでは、公共施設の写真撮影が禁止されているのです。
要するに、
駅とか橋とか空港とか、
公共施設はテロの標的になるものだからだそうです。
なので、
上記の写真は私達のバスの中から盗撮しました。(笑)










カイロ周辺。


私達のバスが最初に向かったのは、
ダハシュールに2つあるピラミッドのうちの1つ、屈折ピラミッドです。

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その名の通り、ピラミッドの辺の角度が途中から変わっているの、分かりますか?↑

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続いて訪れたのは、赤のピラミッド。↑
ピラミッドポーズ!・・・の、つもりです。(笑)

この赤のピラミッド、中へ入ることが出来ました。

でも、エジプト人ガイドさん曰く、
「(ピラミッドの)入り口が高いところにあって、中に入ると今度は急降下しなくちゃいけないので、
 足腰に自信のない人は辞めといた方がいいと思います。」
とのこと。

それから・・・

「ピラミッドの中は臭いです。 どうしてかと言うとね・・・。」

ガイドさんは言いました。

ピラミッドの入り口(登ったところ)には門番のオジサンがいて、彼はトイレに行きたくても階段を上り下りするのが面倒なので、ピラミッドの中で排便しているんです。


信じがたい話ですが、それは本当でした。

私達のツアー26人中、3分の1くらいの人がチャレンジしたのですが、
ピラミッドの入り口まで登り、一歩中に踏み入れると・・・

う。   本当にボットン便所のニヨイがする・・・。


しかも、その通路は狭く、
身長の低い私でも小さく腰を折らなくてはいけないほどです。
さらに、
通路の傾斜がキツイので、前向きには歩けません。
要するに、
かっぱえびせん 状態で、後ろ向きになってお尻のほうから下がって行かなくてはならないのです。

狭くて、暗くて、傾斜がキツくて、臭い通路(笑)ですから、
手すりを持たずには歩けません。
「(汚いから)触りたくない~ッ!!!」
と言いながら、私達は長い長い通路を降りていきました。

そして、やっと玄室(棺を納める部屋)に到達したのですが・・・。



う゛!



なんぢゃ?! この悪臭ッ!!!

今まで嗅いだことのないような、
ボットン便所の臭さの最上級というか、
腐ったアンモニア臭(?)というか、
猛烈な臭さです!

普通に呼吸が出来ません。

ココの玄室は、さらに、ハシゴを登って上へいくことが出来たのですが、
私はその場で「おえ゛~っ!」っとエズいてしまい、

「私、これ以上は、ムリ。 吐いてしまう・・・。」

と、断念しました。

私だけではなく、
他の人達も断念していました。

その中でも、がんばって上まで登ったのは、
Tちゃんを含む3人だけでした。
(Tちゃんはその時タオルを持ってきていたので、鼻の上でねじりハチマキして(笑)登りました。)

帰り道は、もう、必死でした。
一刻も早く新鮮な空気を吸いたくて・・・。(笑)





続いて訪れたのは、メンフィス。

屋根付きの建物の中に、ラムセス2世の巨像がありました。

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ラムセス2世って、
2日目に訪れたルクソール神殿、3日目に訪れたアブ・シンベル神殿にも像がありましたが、
どれもハンサムで、ナイスボディです。(笑)

今から3,000年以上も前、
89歳の生涯(ご長寿!)で、
80~90人の妻と側室に、200人以上の子供がいたという精力絶倫な大王。(笑)

だから、エジプト人ガイドさんが、
「若い女性は(彼の像を)触ってはいけませんよ。(笑)」
と、いつも言っていました。(笑)

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これは、アラバスター製のスフィンクス。(Tちゃんカメラで撮影。)↑

私達が知っている、あの、ギザのスフィンクスとは別物で、
高さ4mの、かわいい顔したスフィンクスです。
アラバスター(雪花石膏)で出来ているそうです。

ここにもたくさん野良犬がいて・・・また、泣きました。(涙)





次に訪れたのは、サッカラ。

ジェセル王のピラミッド・コンプレックス(複合建築)というのがあるのですが、
500m×300mくらいの範囲を高さ10mくらいの壁で囲んであり、
その中に、階段ピラミッドや、葬祭殿、祭壇、墓などがあるそうです。
でも、ピラミッド以外は、どれがどれだか、わかりませんでした。。。

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階段ピラミッドです。(Tちゃんカメラで撮影。)↑

若いエジプト人青年が、
「ターバン(?)を巻いて、タダで写真を撮ってあげる。」と、しつこく誘ってくるので
何度も「本当にタダ?」と念を押してから撮ってもらいました。

本当にタダだったのだけど、
撮り終わってから、小さな声で「チップ。」と言ってきたので (やっぱり!そう来たか!)
気がつかないフリをして「サンキュ~♪」とその場を立ち去りました。(笑)










いざ!ギザ!


昼食を済ませたら、いよいよ、です。
ギザの三大ピラミッド観光です!

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クフ王のピラミッドです。(Tちゃんカメラで撮影。)↑


とにかく、デカイ。(笑)

写真を撮ろうとしてみて、改めてわかりました。
あまりのデカさに、全部入りきらないのです。

これでも、ピラミッドからかなり離れたところで撮っているのです。

まさに、山ですわ、山!

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こちらはカフラー王のピラミッド。(Tちゃんカメラで撮影。)↑

私達のツアーでは、こちらの内部へ入りました。

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エリア入場料50エジプトポンド(約1,000円)とは別に
ピラミッド内部への入場料が別途25エジプトポンド(約500円)かかります。

赤のピラミッドに比べると、カフラー王のピラミッド内部は広かったです。
でも、コッチはコッチで、湿気が多くて汗臭かったです。(爆)
おそらく、赤のピラミッドに比べて、観光客の数が圧倒的に多いからだと思われます。

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ギザの三大ピラミッドというのは、
左から、クフ王、カフラー王、メンカウラー王の3つを指します。(Tちゃんカメラで撮影)↑

右端のボロけた小さなピラミッドは、王妃のものだそうです。

一番大きいと言われているのは、クフ王のですが、
じつは、本当に一番大きいのはカフラー王の143m。

クフ王の本来の高さは146mなのですが、現在は頂上部分が無くなってしまったので
137mしかないそうです。
なので、
クフ王のピラミッドの頂上には、「本当はココまであったんだよ~。」という、

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こんな鉄の棒が立ててあります。(Tちゃんカメラで撮影。)↑





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もちろん、お約束のラクダに乗りましたヨ♪↑

そして、バスに乗り、移動した先は・・・





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スフィンクスです!↑

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この旅行で絶対に撮るんだと心に決めていた、お約束のポーズ写真です。(笑)↑

スフィンクスの視線の先にあるもの。 それは・・・

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ケンタッキー・フライドチキンです!!!

ウワサどおり、本当に、スフィンクスの真っ直ぐ視線上にあり、
ピザ・ハットと一緒に3階建てになっていました。

入りたかったけど、時間がありませんでした。 残念。





この日の観光はここまでで、早めにホテルへ入りました。
って言っても、午後4時過ぎなのですが。

観光は終わったのですが、この日の出来事は、まだ、続きます。

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