トイレへの道程。

仕事中にウ○コがしたくなったときのこと。

それは、お腹が痛くなったとか、そういうのじゃなくて
ごく自然な生理現象だった。

仕事の手を止めトイレに行くと、中に人のいる気配が。
しかも、２人くらいで明らかに誰かの悪口を言っている。
これはさすがに入りにくいので、一旦、机まで戻った。

少し経ってから再びトイレへ。

なんと、まだ、話している！
お腹の雲行きも怪しくなってきたので、別のトイレへ行くことにした私。
ところが！

ココは広くて大きな工場の中。
それぞれの建物が複雑な造りになっているので、
オフィスビルのように、すべての階のトイレの位置が同じ、なんてことがない。

やばい、やばい、やばい！

この近くにあるトイレの場所を知らないよッ！

今、私がいる建物は、広い工場敷地内の一番北の端。
以前私が派遣されていたところ（＝トイレの場所がわかる建物）は、一番南の端。

うぅ～む。
トイレを探す時間も、精神的余裕も、お腹の余裕も、私にはないッ！
こうなったら、
一番遠く離れた古巣（？）のトイレに行くしかないッ！

てくてくてくてく・・・・・

とことことことこ・・・・・

すたすたすたすた・・・・・

すたたたたーッ！

歩みがどんどん速くなる私。
あああ！トイレがこんなにも遠かったなんて！！！

最後は小走りになってトイレに駆け込み、ぎりぎりセーフ！

間に合ったから良かったものの、
まさかこんなに遠くまでウ○コをしに行くことになろうとは・・・。

今度の業務改善提案で、
『工場敷地内トイレ案内図を作成する。』っていうの、
提案してみようかな？（笑）