それは、2004年9月4日。
31歳8ヶ月と21日。
私は生涯、その日のことを忘れないと思う。
社会人になってから1年に1度、必ず受けてきた婦人科検診。
「いつかは結婚して、いつかは子供を生みたい・・・。」
その思いだけで、
未婚の女性にとってはモノスゴイ苦痛の婦人科検診(なんせ、内診があるから。)を受けてきた。
10年間毎年受けてきたのに、
1年前の検診の時だって何も問題なかったのに、
なのに、10年目にして突然現れた子宮筋腫。
「どうして私が?!」
2004年9月4日。
私の苦悩の日々が始まった。