①空室リスクに対する投資費用の大きさ

アパートはほとんどの場合、都内でないと最終的に利益を出せません。

というより、都内でもごく一部の地域でのみです。

首都圏から離れる程、空室リスクは増大します。
空室リスクの大きさ=投資資本回収スピードの鈍化です。

また空室率が高くなると家賃を下げる⇒利回りの低下=投資資本回収スピードの鈍化です。

地方に建てたアパートを経営されている方で、利益を出せているのはごく一部なのです。
悲惨な現状を、私は何度も見てきました。絶対にお勧めしません。

②儲かるのは銀行、借り上げ業者、そして自治体

相続税回避を目的としてアパートを建てる方もいますが、間違っています。
相続税を払い続けた方が得なのです。※詳細は後日

投資を勧める業者の情報に惑わされる人が本当に多いのです。

実際に儲けているのは投資家ではありません。
ローンを組む銀行や、固定資産税を貰える自治体です。

先の①に上げた通り、銀行にとっては空室リスクが高くなろうと家賃が安くなろうと、関係がありません。ローン金利で儲けられればそれでいいのですから。アパートという資産は安くないので、ローンを組む銀行に高い利益をもたらしています。

自治体も同様です。どうなろうと固定資産税の支払いは義務なのですから。

以上の2点の理由より、私はアパート経営をお勧めしません。