あの超美麗、精密天才絵画にも関わらず、週刊誌で連載している奇跡のフランス革命処刑人漫画イノサン!
もう6巻ですね~。
前巻ラスト
乙女シャルル、デュバ突撃を受け、脱DT→7回→これが男か、力がみなぎってくる!
…(^▽^;)
こんな感じで幕が開けます(汗)
男として自信を付け、家長の威厳が出てバチスト化するシャルルに反発するマリー。
6巻ではシャルルとマリーの別離が描かれます。
シャルル…今までジャンにキスされたり、ダミアンに抱きかかえられ頬染めたり、
この漫画のヒロインだったけど、脱DTで別人というか、沢山のレディ達と浮世を流すまっとうな男キャラにっ(汗)
一抹の寂しさがありますね…。
後にマリーアントワネット付のデザイナーとなるベルタン嬢も出てきました♪
デュバリーとベルタンが広場で馬車とすれ違うシーンとか本っ当に綺麗で、18世紀フランスの空気すら感じました。
同じものを見ても全く違う感想を持ち、ある意味フランス革命のきっかけの1つになる2人の今後が楽しみ♪
マリージョセフは、
5巻に登場したマリーに恨みを持つラトゥール伯爵(19)の処刑をする事になるのですが、
その方法がかつてない難易度らしく…!?
6巻もマリー中心ですねえ。
シャルルが大人になってしまったので、主人公チェンジなのかな。
う~ん。
マリー、嫌いじゃないけど、
「自分が信じるのは、この胸の紅き宿命のみ!」とか台詞がいちいち中2っぽいんだよな~。(^^;)
マリーは脳が極度に男性脳のドSの性同一性障害の女の子なのかとすら思う。
処刑人として技術は凄いけど人間としてはよくわからない。
最近ドSが流行っているみたいだからキャラ人気出そうですが…。
アンドレとかラトゥール伯がいちいちマリー上げの台詞が多いんだけど、
そこまで持ち上げる意味が分からないし…まあ美人だけどさ
この時代の女性の置かれている閉塞感を突き破るにはこのくらい破天荒なキャラでないと無理なのかしら?
1~4巻が神なので、5~からの展開はちょっとマリー中心で微妙だわ。
面白い事に代わりないけどね。
あとは
後半の「セッボ~~~~~~~ン」で爆笑wwwww
ルイ15世のキャラ、バカ殿みたいになっているんだけどwwwwwww
ポンパドゥール夫人が腹黒そうでいい味です☆
シャルルは少年ルイ16世と出会いし、新たなる展開へ!
「あー早く死にたい…」「目が悪くて良かった…醜いものがみんな光に溶けて見えないから」とか言ってしまう8歳のルイ16世の繊細な少年っぷりが!可愛いけど若き頃のシャルルみたいに色々あるキャラになりそう。
16世がシャルルで会う事でデスノートみたいな寿命のカウントが怖かった(^^;)
絵は壮麗なベルサイユ宮殿が舞台とあって凄い綺麗です。
この画力で週刊誌連載で3ヶ月に1冊コミックが出るとか信じられない!
この作者さんが処刑人サンソンとフランス革命と書いてくれて本当にうれしいです!
ピエロっぽい顔のオルレアン公も今後何かしら動きがありそうで、
ルイ16世に呼ばれシャルルもベルサイユ入りで、マリーアントワネットのベルサイユ輿入れも間近で、7巻も楽しみです!