前回、シャルルと心通じ合わせるも農民ダミアンに
世紀の八つ裂きの刑がいよいよ執行されることになる。
「おむかえがみえるっち…」とダミアンを迎えにきた天使達が彼には見えるも、馬が動き出し両腕関節がはずれ一瞬で地獄へ…!
3巻で登場したニコラ叔父さんが馬を駄馬に変えてしまった事で、中々四肢が引き裂かれず苦しむダミアン。
果たしてシャルルは無事に死刑執行を終えることができるか…?!
4巻でダミアン編は完結となります。
マリーのアドバイスにより無事刑も終わるも、
新たな局面が…!
ダミアンの事、八つ裂きの刑の残酷さを決して忘れてはならないと泣くシャルルが居た堪れない…。
バイオリン職人の新キャラもイケメンでした。
本当に歴史上であった事件なので、ダミアンの死に方など実際にあった状態に描写されていました。
手足、そうそうスポーンとは抜けないよね…
処刑最後は救いがある描写で良かったです。
ニコラ叔父さんのその後も歴史通りです。
八つ裂き刑はシャルルのバイオリンを弾きながらの回想シーンとしても入るので、思ったよりグロくなく戸惑わずに読むことが出来ました。
見物する人々の興奮ぶり、終わった後の冷静さ…のちに革命に続いていく疑問を残しながら時は進んでいきます。
マリーは今回、女子の身分にありながら処刑台に登ったという事で、祖母から酷い拷問を受けます。
BBA様と呼ばれこの漫画のヒロインとまで言われた強烈キャラの祖母マルトの若い頃の回想シーンも必読!
び、美人すぎます!
「神はアダムの骨からイブを作られた…」から始まるBBA様の女性観の酷さw細木数子かよ!とつっこみたくなるも、
この時代の女性の立場ってこんなもんですよね…
女性は現代に生まれてよかったわマジで…
超男尊女卑の時代に女性に生まれ、理不尽さに色々耐えてきたBBA様から見たら常識にとらわれない自由な孫娘のマリーの行動は許せないものだったでしょう。
巻末でようやく塗り潰されていたマリーのキャプションが明かされます!!!!!!!!
5年後、マリー、シャルルは一体どうなっているのか…
剣が1mmの隙間を捉えるって、歴代最強では?
5巻も楽しみです!
ダミアンは安らかに死ねるのか?!!
うろたえるニコラおじさん。