魔法少女まどか☆まどかのスピンオフ漫画、かずみ☆まぎかもいよいよ最終巻!
黒幕の正体も分かり、●●化寸前のかずみとボロボロの仲間。絶体絶命で終わった4巻ですが、一体どうなるのか?!
表紙の帯に書いてあるように、かずみが願い事を決めます。
みらいの作った博物館内で眠る魔法少女達に加え、●●化したサキと黒幕相手に立ち向かう海華とカヲル。
ソウルジェムも限界が近づき、2人もいよいよ●●化するかと思われるが…!?
かずみも精いっぱい戦います。
そしてきゅうべえとは違うじゅうべえの秘密も公開。
ソウルジェムが綺麗なのに何故突然●●化するの?等の5巻で今まで?だった伏線が纏まる訳ですが、作画の線がざっくり書きすぎていて、戦いがどういう状況なのか分かりにくい場面もしばしば。
次の話の間にある作者の1口メモみたいな所にこうなったよ~的な説明があるのだけど、できれば漫画内で、もうちょっと分かり易く書いて欲しかったし、読者が理解できるように努力して欲しいと思った。
ニコが3巻でソウルジェムが綺麗だったのに突然●●化した訳や、きゅうべえが何故今まで登場しなかったか5巻を読んで納得した部分もあり。
かずみ達の異常な強さは?て感じだけど、お話としては最低限現段階で出来る幸せな決着のつけ方はしているので、読後感が悪くなることはないです。
ただ、
魔法少女とはいえ、過去の回想で中学生のニコがじゅうべえに施した技術を開発するのは、事前にニコが天才少女でプログラムや生物に強いという伏線を作らないと唐突過ぎるし、海華の魔法の技術や、魔女の心臓といったものを取り出す技術を持っている部分も事前にもう少し伏線が欲しかったかなという印象。
中学生の魔法少女達というリアリティはほぼなく、あすなろ市の魔法少女達はおとぎ話の住人のような天才だらけという(汗)
唐突にあと出しで設定がばれていく感があるので、そのあたりは今後の作者の構成力に期待という感じです。
でも話は面白いので
今まで読んだ人にはお勧め!
スピンオフとして通して考えると完成度も高いし、オリジナルキャラも魅力的なので私は好きです。