久渡寺はオシラサマの聖地 1月青森03-01
24 01 06 新青森駅前早朝タイムラプス
駅前の東横インの客室から撮影。夜明けの風景のタイムラプス。
明るくなると新幹線が来るよ。
ああ、青森県青森市が青森県青森県になってる・・すみません・
https://www.youtube.com/watch?v=L7d9pTbO_xU
1月7日。朝食を食べて出発。少しは冬らしい天気。
今回借りたのはこんな車でした。
白蛇神社というのがあったので寄って参拝。
白蛇神社なんていうと化物語の千石撫子ちゃんだなと思いつつ。
でも、神社自体の来歴とかの説明版は無くて残念。
久渡寺に着きました。
雪はしだいに激しくなってきました。
ちょっとはしゃいでみた。
長い石段を登って行きます。なんか雰囲気あるねぇ。
登り切ったところにあった竜神堂。
後ろに見えた竜の形の枝が気になった。
手を合わせたよ。
さらに上に見えたのは観音堂。
新しくて立派なり。
観音堂の本尊は今は本堂にあるのだとか。
稲荷堂。扉が半開きだったので中を覗いたのだけど、ちょっ妖しいヤバイ感じ。手書きの狐の札がたくさん貼ってあったりしてしかも、右側面には二枚、お札をあえて上下逆さまに貼ってあったりする。
誰かがいろいろと祀っている感じだけど、後で聞いたら住職は関知していないとか。
東北はこういうのが生きているから面白かったりする。ただ、関わるべきでないものだな、君子危うきに近づかず。
この祠は薄い板の壁なんだけど、いくつもの丸い穴が開いていた。娘が眷属穴かしらというけど、木の板でふさいであるのもあるのでキツツキのいたずらなんでしょうね。
津軽ではよく見る馬の像なんだけど、像の前に狛犬がいたよ。
その後ろに池。これはなんなんだろ。
一番右奥には熊野堂。
一番左奥は観世音とあるのだけど、あとで聞いたら白山比咩を祀る堂なんだという。白山権現の本地仏は十一面観音だったっけ。男神像を置かれていました。
雪はますます激しく降ってきます。
本堂にお詣り。本堂では撮影していません。
丁度、ご住職がいらっしゃっていろいろとお話を伺えました。
この寺はおしらさまを供養する寺として知られていますが、これは先々代が始めたことで、廃れ往くおしらさまという郷土の文化信仰になにかできないかという想いがあったからんかだとか。
そこで、おしらさまが男女一対であることから、歓喜天になぞらえたのだといいます。
津軽でも、人口流出は止まらず古い家を閉じるときにおしらさまをこの寺にお預けするという風習になったのだといいます。いまでは数千体のおしらさまを預かっているのだとか。
また、自宅で今でもおしらさまを祀っている方もおしらさまを遊ばせるということで、オシラサマを連れて参拝に見えるのだとか。
本堂に祀られているオシラサマは高さ1m20cmほどなんですが、これは衣装が大きいからで、1mほどの棒の上に鎮座させて袈裟のような衣装を着せてるからで、本体は遠野とかで見られるものと同じ大きさなんだという。
いろいろと興味深いお話を聞かせていただきました。
御朱印いただきました。
帰りは車道を雪かき分けながら降りました。
24 01 07 雪の久渡寺 青森県弘前市
おしらさまの聖地、弘前の久渡寺に行ってきました。
雪の中の参拝は幻想的な光景でした。
https://www.youtube.com/watch?v=_GoZLOlvQt0
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