明治な風情の栃窪簡易郵便局 南相馬02-04
真野ダムからの帰り道。すごいのみつけた。
栃窪簡易郵便局。
なんか、豪農の館がそのまま郵便局という風情です。
簡易郵便局の中には普通の民家が郵便局というのがたまにあるけど、こんなの初めてみた。
明治4年に国が郵便事業を始めたときに地方の地主、庄屋名主階級の人たちに、ひらたく言うと「郵便局を作ったら郵便局長にしてやる」という形で一気に日本全国にネットワークを完成させたんだけど、そのころの写真に立派なお屋敷がそのまま郵便局を兼ねるというような写真を見たことある。
なんか、これってそれを彷彿とさせます。
門の前には駐車場。道祖神祀ってました。
門をくぐると立派な蔵がふたつあり、奥に屋敷。蔵の一つがリノベーションされて、郵便局となっていました。
中でお話をうかがうと、この蔵をリノベーションしたのは震災の後で、それまでは別の家屋でやっていたそうです。
蔵と門は登録文化財だそうな。
対応していただいた方も地方の名家の若奥様という感じでしたよ。
なんか、いいなあ。
この旅で、なんか一番感動したかもしれない。
用があったわけではないんですが、切手を少しだけ買って帰りました。
22 08 12 栃窪簡易郵便局
南相馬になんかスゴイ郵便局がありました。お屋敷の門をくぐって古い蔵が郵便局になってました。明治のころ、地方の地主に郵便局をやらせたというものの名残みたい。古い記録写真にこんなのなかったっけ。
原町の市街地で食堂を探して適当に入りました。
みんなのキッチン https://tabelog.com/fukushima/A0704/A070403/7012450/
からあげとアジフライの定食 980円だったか。
おなかいっぱい。胸焼けした。
食事のあと、宿舎に戻る。夕方まで昼寝したよ。連泊だとこれができていいね。