宮川サトシ 母を亡くした時、僕は遺骨を食べたいと思った。 | シッタカの日々のこと

宮川サトシ 母を亡くした時、僕は遺骨を食べたいと思った。



まっすぐに向き合う、100円書斎Love。

宮川サトシ 母を亡くした時、僕は遺骨を食べたいと思った。
 
作者が愛する母の死というものに向き合って、その時の心のありようを描いた作品。実写映画も作られているみたい。
母ロスというのは、たいていは経験するものだけど、それでもここまで真面目に向かい合ってしまった作者の心情とやがて立ち直って行くさま。
母親というのは誰にでもたいていは重い存在だものね。
作者が塾の先生をしてたときに、ヤンキーな生徒との口げんかが、自分ちの母親のカレーが一番うまいとマジに言い争っていたというのが微笑ましかった。それは男の子にとって、引くに引けないことのひとつなんだろう。
いろんなことで、母親との思い出が襲ってくるというのはあるあるなんだろうなあ。
しんみりと読めるマンガでありました。