つらさから真の希望を見出すカウンセラー、井上たまです(*^_^*)



自己肯定感を上げる過程で「自分の頑張りを認める」ことが挙げられます。


他人に優しく自分に厳しい人は、自分の頑張りをなかなか認められないもの。私自身もそうでしたが、心理学を学ぶにつれ、以前よりは少しずつ自分の頑張りを認められるようになってきています。それにより、自分自身が救われていると感じます。


私の母も私に輪をかけて自分に厳しい人でした。(まだ生きてますけどねあせる)母の母、私からみた祖母は常々、私の母に「あんたは気が利かんから気を利かせなさい」と子どもの頃から言っていたそうなんです。


その言いつけを忠実に自分に言い聞かせ、気を利かせるように努力し続けた母。そして気を利かせることができるようになってもまだ「私は気が利かないんだ」という思い込みを後生大事に持ち続け、母は80歳になっても「私は気が利かんから」と言っていました。


私はその度に「昔は気が利かんかったかもしれへんけど、お母さんは努力して気が利くようになったやん」と、こういう所が気が利いてると思うよ~と伝えてきました。


現在81歳になった母は、最近になってようやく「自分は努力で気を利かせられるようになってきた」ということを受け入れ始めました。


で、姉と母と私で今日お出かけしまして。たまたまレストランの席が空くのを待っている間に「気が利くようになったやんと言ってくれるお蔭で、心が安らぐようになった」と母が私に言った時。


ああ、心理学の学びが、自分だけでなく親をも救うのだなと思い、また人はいくつになっても成長できるのだなと思わされる瞬間でした。


これは、ある意味で小さな幸せというよりは私には大きめの幸せかな。そういう幸せを感じる日は多くはありませんが、大事にしたいと思います。


今日も読んでくださってありがとうございます(*^_^*)カウンセラー井上たまでした。