カウンセラー井上たまです(*^_^*)



先日、私はお仕事の昼休みに、外食しようと外に出ました。


肌寒くなってきたので、少し老舗の雰囲気を醸しているおそば屋さんに入りました。恐らく数十年は営業していそうな風情です。私はそのお店に 行くのは初めてです。


愛想のいいお姉さん(多分私よりお姉さんあせる)が空いた席に通してくれました。もう13時前でしたが、席は半分以上埋まっていて、繁盛している様子です。


私が温かいおそばを注文して待っている時、作業着姿の40代くらいの男性が入ってきました。


その男性は、店員さんと何を言うでもなく、4人テーブルの中で一つだけ空いていた席に座りました。


私はそれを見た時、既に座っていた男性方とお知り合いか何かで、相席しに行かれたのかなと思いました。しかし、その後男性は同じ席の方々とは一言も会話することなく、黙々と食べて出て行きました。 


なるほど、この方はきっとお店の常連で、店員さんから頼まれなくても相席してあげてたんだな、店員さんもその男性の好意を自然に受け取っているのだなと思いました。その辺りが、あうんの呼吸のようになっているのでしょうね。


日本人は伝統的に、こうしたあうんの呼吸、空気を読む、相手の気持ちを察してすべては語らないということに長けていると思います。


これが、うまく回っている時はいいんです。

しかし、単に昼食をとる時だけでなく、様々なコミュニケーションが発生する時は、やはり言葉を使った方が行き違いを防げますよね。察してみても、相手の意図と合っているかは聞いてみないと分からないから。また察していると、自分が我慢するコミュニケーションになりがちだから。


言わなくても分かる、が本当に分かりきってる場合はいいけれど、そうでもないときは言語を使った(身振りや表情含めての)コミュニケーションが私はおすすめかなと思います。


とは言え、私もお察し、やっちゃうんですけどね。そば屋さんのあの光景は、ちょっと美しかったですね。


今日も読んでくださってありがとうございます(*^_^*)カウンセラー井上たまでした。