2021年ごろに書いていたものの再掲載となります。そのため現在の状況とは異なっております
夫が作った研究レポートのような手紙を携えて、二人で老人ホームへと向かいました。
自動ドアを入ってすぐのところに応接セットのようなものがあり、施設長と三人で話すことにしました。
――――
こちらからの苦情に対し、色々してもらっていることはありがたいと思っている
ただ、どうしても根本的解決に至っていない
毎日毎日、朝起きるとブーンと音がなって、ああ、また一日この音の中で過ごすのかと思うと絶望的な気持ちになる
低周波の通り道というのがあるのか、部屋の中でも特に大きく感じるところがある
そこを横切るたびに、「ちっ!うるさ」と感じてしまう
私はたぶん一日に100回くらいは無意識に感じていると思う
一か月で、一年でと考えるとすごい数
とにかくこの音が止まりさえすれば何も文句はない
もしも対策にお金が出せないと言うのなら当方が負担してもよい
↑
( この時は真剣にそう思っていました)
特に寝室はひどく、私はノイズキャンセリングのイヤホンなしでは眠れていない
来年はこどもの受験もあるのでこの音で邪魔してほしくはない
このままこの状態が続くなら、仕方がないので公的な機関を使って解決するしかないと考えている
低周波のことをまとめた資料も入れておいたのでぜひ目を通しておいて欲しい
――――――
などということを伝えました。
施設長は「よくわかりました。なんとかできるよう対処いたします。申し訳ありません」との答え。
あなたのせいではないのですけれどね・・・とは思います。
ただ他に言っていくことができないのです。
地主→ こちらと直接やりあうのを恐れているのか絶対に連絡先を教えようとしない
設計士→ 「私に言われても困りますぅ」
本社の人間→ 「は?騒音。そんなもん知るか」
機械メーカーJ社→ 「その件はもう対策済み。騒音のレベルではない」
結局、すべての人間が「これうちの責任なの???」という状態なのです。
個人同士の騒音問題ならば、相手がたはその個人が特定できます。
しかし、相手がこのように施設となると、いったいこの被害の責任を取るべき人間は誰なのかがぼやけてしまうのです。
このことがここまで問題が長引いている最大の原因だと思っています。
はぁ。ほんとに辛い・・・。そしてめんどい・・・