あれから1年 | 14分間の心肺停止から息を吹き返した奇跡の子ミツキのお話

あれから1年

2021年10月24日にミツキが天使がなってから、1年が経ちました。




6ヶ月と8日間ママと一緒に過ごしてくれたミツキ。




もし今も生きていたらもう1歳6ヶ月になってたんだね。どれほど可愛かったんやろうか…




みっちゃんに会いたい。




また会ってぎゅーってしたい。




本当に本当に会いたくて苦しいな。




ミツキのことを想うと今でも一瞬で涙が溢れてくるよ。



ミツキは永遠に私の娘なんやなぁ。





10/24はミツキのことをたくさん想ってあげたくて、ミツキの遺影を持って家族でコスモス畑に行ってきました。




夫とはミツキが生きていた6ヶ月間の思い出をたくさんたくさん語り合いました。




その時にあらためてミツキからはたくさんの大切なものをもらったんだなぁと実感しました。




家族の絆がとっても深まったし、




次女がどれだけギャン泣きして抱っこマンでも、私の体バキバキになっても全然余裕へっちゃらで、なんにも大変に感じないしなんなら愛しいとしか思わないし、




ミツキがこんな私に成長させてくれたんだよね。





そしてミツキのことを知っている方々から連絡もいただいて、1年経ってもミツキのことを覚えてもらえていることが本当にとっても嬉しかったです。




私はまだミツキのママなんだなぁ…って。





時の流れは早いなぁ…本当にそう思います。





実は、今年2022年の8月に次女が産まれました。




私はミツキからの贈り物だと、勝手ながらそう思っています。




ミツキと深く関係していると本当にそう思っています。




もしかしたらこの子の魂はミツキなのかも?!と思ったりもする時があります。




みんなは似てないと言うけど、私には長女のミツキと次女はとってもとっても似ていると思っています。




もしミツキが普通に産まれていたら…って想像してみると本当にとっても似ているんです。






前回、常位胎盤早期剥離になってしまったので次の妊娠もまた起こる確率が何倍にも跳ね上がると医師から告げられていたので、




妊娠していることもなかなか人に言えず、10ヶ月間の妊婦生活はヒヤヒヤして過ごしました。




帝王切開での出産、元気な声で「オギャーオギャー」と産声を聞いた時は涙がポロポロ溢れてきてもう止まりませんでした。




10ヶ月間の不安から解放された瞬間だったので、泣きながら私の意識がなくなって目が覚めた時には手術は終わっていました。




「無事に終わったんだ…無事に産まれてきたんだ…」




って、まだ夢のような感覚でした。





前回と同じ病院だったのでトラウマにならないか不安でしたが、出産後は10ヶ月間の心配から解放されてもう心から幸せな気持ちで過ごせました。




術後も



「痛い〜痛い〜」



と周りには甘ったれたことを言ってましたが、正直前回の心の痛みに比べたら、屁でもなかった。




なんともなかった。




無事に産まれてきてくれたんだから。




たぶん自分の命と引き換えになったとしても、無事に産まれてきてくれることを望んでたと思う。





ミツキが見守ってくれてたんだなぁ、




ありがとうみっちゃん。




何回も何回も心の中でそう唱えていました。





みっちゃんが天国にいって1年が経つけど、ずっとママの中でミツキは生き続けてるんだよ。




みっちゃんと過ごした6ヶ月間はまったく色褪せなくて、不思議なくらい鮮明で、




すぐにあの可愛いお顔やお声を思い出せる。




ミツキは死ぬまで私たち家族の長女だよ。




周りからしたら6ヶ月しか生きていないって思うかもしれない。




でも短い人生だとしても長い人生だとしても長さは変わらない。




立派な人生を生ききってくれたんだよね。




本当にありがとう。




大好きだよみっちゃん。




この世を生き抜いたら一番にみっちゃんに会いにいくからね。




早く早く会いたい。