F1でここまで狂人が揃うと言うのもなかなかですね。

ここに、ミック・シューマッハが復帰したら狂人選手権が開けそうですね。

 

少し遅くなりましたが。理由は、母が病気になりてんやわんやだったというのと執筆が忙しく遅くなったというわけです。

 

金曜日はてんてこまいで見てません。ダイジェストは見ました。

 

では、早速オーストリアGPでの評価をしていきましょう。

 

【マックス・フェルスタッペン】

SP予選 1位

SP決勝 1位

予選 1位

決勝 5位(37.253秒)

評価 6点

波乱でしたね。もう記憶から抜け落ちそうになっていますが、土曜予選まで本当に順調でした。レッドブルのおひざ元ということもあり改善がなされて戦闘力が戻ったかと思うくらいの活躍でした。それについて、マックスもよく期待に応えたという点では評価は高いのですが。

日曜決勝では、非常に勢いのあるレース展開に持ち込み勢いのあるマクラーレンを引き離しました。

転機になったのは、最後から2番目のタイヤ交換。ここで、H→Mタイヤが上手く交換できず6.7秒でしたか非常に遅いタイム。それで焦ったのか、タイヤロックとコースオフをしてしまう。これで2番手ノリスに迫られる。ここから何度となくバトルが繰り返されるのですが、マックスがチャンピオンになる年のことを思い出してほしい。マックスは、異常すぎるほど強いマシンに乗ったときほど実力を発揮しましたが、同等レベルのマシン相手だとドライビングが非常に荒れます。初チャンピオンの年はハミルトンとのバトルが多くありましたが、冷静さに欠けたワガママバトルをしてなんだったらぶつけてでも前に行くという姿勢があります。あれから連戦連勝でチャンピオンに輝きましたが、今年マクラーレンに追いつかれるとあの頃のマックスに戻っているのです。視野が狭いと言うか追いつめられるとしでかしやすい危険性のあるドライビングになってしまいます。高次元でのバトルの為仕方ない部分はありますが、誰が見ても「落ち着けよ」というような一触即発なバトル。なにかも失ってもよさそうなくらいのバトルをしてしまいます。マックスは、追いつめられると何をしでかすか分からないという部分での狂人となります。あとが無い狂人。

ですが、そこも彼の魅力でもあるので丸くなるようなことは避けてほしいとなんとも言えない気持ちになりますね。

冷静さと視野の狭さと10秒ペナルティで減点ポイント。

加点は、土曜まで最強だった。

 

 

【ランド・ノリス】

SP予選 2位(0.093秒)

SP決勝 3位(5.348秒)

予選 2位(0.404秒)

決勝 リタイア(64周)

評価 5点

急激にマックスとの差を感じた金・土曜でした。それでも腐らずに機会を窺い虎視眈々と攻め続ける。本当に良いドライバーですね。5日後にこんなに引き離されたら腐ってしまいそうですが。

SP決勝で、チーム内バトルに負け引き下がったのは冷静さとチームへの貢献の仕方がベテラン。若手というには6年目はベテランか。

そのあとの予選では、大差負けを食らってしまう。同じフロントローでこれだけ大差はえげつない。

決勝では、2回目のピットストップ後レッドブルがもたついてる間にすぐ後ろを走ることが出来た。このチャンスを手にしようと攻めた。マックスが自爆してる間にさらに差を縮めしばらくすると追いつき何度もバトルを繰り返す。

ノリスはある程度戦えるようになった4年前くらいからちょっとした狂人になるところがある。オープニングラップ狂人。オープニングラップ以外では視野が広く頭の良いレースをしますが、スタートからしばらく続くバトルで狂人化してしまい大きく番手を落としたりペナルティをもらってしまいます。

今回は、バトルで珍しく狂人化してしまいリタイアを選択するのですが、その前にもう一つあったのが、ぶつかるまでに3回トラックリミット違反をしていたためクラッシュしたときに5秒ペナルティをうけてしまうことで、レースを諦めます。

 

 

【シャルル・ルクレール】

SP予選 10位(0.340秒)Q2

SP決勝 7位(13.424秒)

予選 6位(0.730秒)

決勝 11位(1.07.056秒)

評価 6点

SP予選はQ3進出もノータイムで終わった。SP決勝では格下アルピーヌだったため順位を上げることが出来た。ただそれだけのこと。

その後の予選ではマクラーレンのノリスから0.326秒も引き離され戦闘力の低さを感じます。

最近のルクレールは、モナコでのんびり走行で勝ったのを最後に凡走してるんですよね。とても上位チームのドライバーとは思えない凡走。モナコではラッキーなポールでしたし、その前のイモラでもマクラーレンより遅いという失態。今年は上手く事が運ばないむず痒さがありますね。チームのエースなんですからなんとかせねばならないところで、この凡走。一生WCにはなれないでしょうね。この人。

 

 

【カルロス・サインツJr.】

SP予選 5位(0.440秒)

SP決勝 5位(9.989秒)

予選 4位(0.537秒)

決勝 3位(4.533秒)

評価 9点

来年のシートがまだ決まらない大物ドライバー。今できることを精いっぱい努めより良いシート獲得を見せつけようと必死。結果だけ見るとかなり良さそうなイメージを持つでしょう。

SP予選と予選の2位ノリスとの差をみるとエースルクレールよりも改善がみられる。

ノリスとの差は、SP予選0.347秒、予選0.133秒と大きく改善された。もっともポールのマックスは異次元なのでここと戦うのは無茶なこととし対象外。

マクラーレンと非常に近い状態にあるのは分かるだろう。

SP決勝や決勝では、最近好調なメルセデスと抜きつ抜かれつのバトルを繰り返してます。それは、サインツだけのことなんですが。隙あらばという姿勢は見ていてワクワクします。その姿勢は引退する日まで続けてほしいですね。

完璧なタナボタ3位表彰台でしたが、粘る走りが出来たのとトップのラッセルに僅差の4.5秒は素晴らしい結果です。チームの為にもよく耐えました。

 

 

【セルジオ・ペレス】

SP予選 7位(1.322秒)

SP決勝 8位(17.409秒)

予選 8位(0.888秒)

決勝 7位(54.672秒)

評価 6点

レッドブルとの2年契約の割にはと言われていますが、チームはマックス仕様のマシンなので、ペレスがどうとかではないんですよね。他にペレスの代わりになる人材が居ないのも事実なので今年もこのままかと思われます。

SP予選でのタイム差はえげつないですね。8位のアルピーヌオコンと0.093秒差は何かの間違いかと思うほど遅い。

予選でのタイムはかなり改善されたものの2位ノリスとの差は0.484秒と大きく引き離されています。

SP決勝や決勝では、それなりにバトルはしていますが、ピアストリに負けますしマクラーレンに完全敗北を喫します。5秒ペナルティを食らいます。ピットレーンでの速度超過。お前は落ち着けと。

ハースにさえ負けてしまうペレス。立場がありませんね。今後も各方面から嫌がらせな発言を食らわされ続けますが、トップチームのドライバーなので仕方ない事。強く生きてほしいですね。

 

 

【オスカー・ピアストリ】

SP予選 3位(0.301秒)

SP決勝 2位(4.616秒)

予選 7位(0.734秒)

決勝 2位(1.906秒)

評価 10点

着実に力を付けています我らのピーちゃん。予選での速さは目を見張るものがありますが、タイム抹消がとにかく多い。予選でのタイム抹消は、今一つ理解しがたいのですが、前回のスペインで導入された白線の外側にある青線が最終ラインだと言われていましたが、今回も同じく青線があるのですが、なぜか白線でタイム抹消となっています。GPによってルールの変更をするというのは、本人たちもそうですが、視聴者にもわかりにくくなっています。本人は、グラベル(砂)に飛び出していないと言ってますが、儂からしたらそんなことより青線踏んどるがな。というところなんですよね。ころころ変わるルールは、F1ならではの珍スタイル。いい加減なルールに翻弄されるのはいつも本人と視聴者なのです。しかしそんなクソ。いえ。珍ルールにもよく耐え前の2人が消えたのを機にラッセルを追い回した末の2位。胸を張れますね。次戦、イギリスでも期待してます。

相方が居なくなってその穴埋めが出来るドライバーというのが最近あまりにも少ないので貴重なドライバーですね。

 

 

【ジョージ・ラッセル】

SP予選 4位(0.368秒)

SP決勝 4位(8.354秒)

予選 3位(0.526秒)

決勝 1位(1.906秒)

評価 9点

SP予選は2位ノリスと0.275秒差。

予選は2位ノリスと0.122秒差にピアストリのタイム抹消で3番手スタートとなる。タイムの改善は見られた。ただ、まだまだノリスとの差は広がったまま。エースの存在はなんなのかわからん。ポンコツなりによく耐えた結果前の2人が消えたことでタナボタ勝利が出来た。耐えてばかりの人ですね。

 

 

【ルイス・ハミルトン】

SP予選 6位(0.584秒)

SP決勝 6位(11.027秒)

予選 5位(0.589秒)

決勝 4位(23.142秒)

評価 7点

決勝で5秒ペナルティをもらってしまう。ベテランでもやらかしてしまう。なんにせよ、マックスに抜かれることなく4位を死守できた。悪くない戦績だろう。

予選でノリスから0.185秒差まで改善出来た。エースラッセルと僅差なのでそれだけに、サインツに抜かれるのは残念でした。

 

 

【フェルナンド・アロンソ】

SP予選 13位(0.317秒)Q2ノリス比

SP決勝 15位(43.155秒)

予選 15位(0.536秒)Q2ノリス比

決勝 18位(1周遅れ)

評価 5点

急激に勝負にならないマシンに手こずっている。なにをやっても勝負にならない。ベテランをもってしてもどうにもならない。非常に珍しい光景。

周冠宇をオーバーテイクしたヒュルケンベルグとその後ろにいたアロンソがコース外に押し出したとして重大なインシデントだ!ということで10秒ペナルティ。川合ちゃんなんかは見えてなかっただろうと言ってるが、予測はつくよね。変な擁護はしないほうが良い。俯瞰でレースの出来る人なんだから予測は付くはずなんだよね。

 

 

【角田裕毅】

SP予選 14位(0.399秒)Q2ノリス比

SP決勝 13位(35.452秒)

予選 14位(0.309秒)Q2ノリス比

決勝 14位(1周遅れ)

評価 1点

FP1での周冠宇への差別発言により4万ユーロ(約700万円)の罰金が科された。下手な言い訳をしている。世間では、20年のマックスと変わらないのになぜと言われているが、考えてもみよ。マックスはレッドブルの秘蔵っ子。政治力が違う。ホンダくらいしか支援のない角田とはわけが違う。誰がポンコ角田をレッドブルが支援するか。後ろ盾のない角田と後ろ盾のあるマックスとでは大違いだということが分かるだろう。この事件により、角田のレッドブルへの昇格は完全に断たれた。むしろ、レッドブルが契約解除しないだけマシ。人権ないと言った日本人ゲーマーがレッドブルと契約解除になったのは覚えているだろうか。差別発言をすれば契約解除になるのだと前例がある。もし契約解除されても他のチームも受け入れたくないですし、一方的な解除だとしても違約金は出ない。その他のカテゴリでも受け入れるところはよほどのことが無い限り無いだろうし、日本に戻ってもモータースポーツで契約は難しいだろう。

それらが尾を引いたのかSP予選で自滅し車を壊す。その後のセッションでもたいした結果を残せず凡走続き。自分から引退したら違約金を支払う可能性があるが、クビになるまで走り続けることは可能なので少しでも印象を良くするように努力するほかない。

相方はポイント獲得しているにも関わらず、3戦連続のゼロポイント。確実にチームの足を引っ張っている。走らせることでしかチームに貢献できないのにね。なにやってんでしょうね。同じ日本人として恥ずかしいですね。

 

 

【ランス・ストロール】

SP予選 12位(0.286秒)Q2ノリス比

SP決勝 10位(30.175秒)

予選 17位(0.369秒)Q1ノリス比

決勝 13位(1周遅れ)

評価 6点

予選より決勝でポジションアップが出来ているのとアロンソより上でチェッカーを受けているのは好印象。とにかく走らないマシンで比較的上手く乗れている方ではある。

最近狂人化しませんね。アロンソが酷い時には真面目に走って結果を残す。これが大事ですね。

未だに、安い媒体ではドラ息子なんぞと言われてますが、やるときにはやる男です。結果しか見てないから分からないんですよ。

 

 

【ニコ・ヒュルケンベルグ】

SP予選 17位(0.797秒)Q1ノリス比

SP決勝 19位(48.423秒)

予選 9位(0.667秒)Q3ノリス比

決勝 6位(54.088秒)

評価 8点

金曜はひどく悪かったのがわかりますね。

予選でQ3まで進出できてしまう。SPのセッティングと理解が進んだということでしょう。

決勝では、好調アルピーヌとバトルを制しケビンとバトルを制しペレスにも勝ちとてつもなく好成績をあげた。フジネスクトではチーム内バトルを否定的に語っていたが、今の時代ではそうだろうが、昔のタイヤ交換義務のない時代なんてチーム内バトルは普通にありタイヤを削ってまでやることかと思うこともあったが、チーム内バトルで2台消えたらそれはそれで問題だがクリーンなバトルなら特に問題はないわけで。ハースを嫌ってる角田信者とかからしたらむしろ潰しあえと思ってるだろう。

小松マジックなどと称賛されてるが、それはどうかわからん。ドライバーたちの評価をまず先にすべきなのでは?

 

 

【ダニエル・リカルド】

SP予選 16位(0.795秒)Q1ノリス比

SP決勝 14位(39.397秒)

予選 11位(0.186秒)Q2ノリス比

決勝 9位(1.01.169秒)

評価 8点

走らないマシンでSPは凡走だったが、予選から大きく改善された。

決勝では、好調アルピーヌなどとバトルをして見どころはいくつかあった。気づいたら9位フィニッシュ。チームに大きく貢献した。チームが落ち込んでいるときに結果を残せるのは力強さを感じますね。マシンを熟成させるのはリカルドしかいないので。ローソンと変わったらそこまでの期待はできない。ましてや、角田ではあてにならなさすぎる。チームとしては、角田とローソンの交代が望ましいだろう。

チームの士気を上げるポイント獲得は高評価。

 

 

【オリバー・ベアマン】

出走なし

F2で優勝したそうですね。ああ。スプリントの方ですか。そうですか。

 

 

【ピエール・ガスリー】

SP予選 9位(1.845秒)Q3ノリス比

SP決勝 12位(31.308秒)

予選 13位(0.256秒)Q2ノリス比

決勝 10位(1.01.766秒)

評価 8点

マシンの改良により予選や決勝で中団入りが安定化している。予選ではなぜか狂人オコンに後れを取ってしまう。予選は5勝8敗。しかし、決勝では安定した走りで4戦連続ポイント獲得している。狂人オコンとのバトルには肝を冷やすが無線で「チャオ」は可愛いかったですね。ユーモアのある人物なのが今回の件でわかりますね。

決勝で5勝6敗ではありますが、ここ4戦の結果を見たらそんなのはどうでも良くて。確実にチーム内での立ち位置が変わっている。

 

 

【ケビン・マグヌッセン】

SP予選 11位(0.245秒)Q2ノリス比

SP決勝 9位(24.067秒)

予選 12位(0.244秒)Q2ノリス比

決勝 8位(1.00.355秒)

評価 7点

珍しくどちらの予選でも安定しており中団勢らしく期待の持てる位置からスタートできた。

SP決勝はポイント獲得まであと一歩と見えるが、8位のペレスとの差は6.6秒と大きい。この辺がハースの実力なのか。ケビンの実力なのか。

決勝では同じくペレスとの差は5.6秒とやはり引き離されている。やはりケビンの実力なのかもしれない。

狂人ケビンはあまり無く、チーム内バトルもそれほど酷くないので健闘したほうですね。

8戦ぶりのポイント獲得。おめでとう。

 

 

【エステバン・オコン】

SP予選 8位(1.322秒)Q3ノリス比

SP決勝 11位(30.389秒)

予選 10位(1.165秒)Q3ノリス比

決勝 12位(1.08.325秒)

評価 6点

ムラっけのある人ではあるが、こうも無駄な走りが多いとさすがにチームも困るだろう。予選で終わるのは角田だけで充分。この人もこの先シートは獲得しづらいだろうな。角田と一緒に引退するか?

 

 

【アレクサンダー・アルボン】

SP予選 19位(1.975秒)Q1ノリス比

グリッド PITスタート

SP決勝 17位(44.673秒)

予選 16位(1.018秒)Q1ノリス比

決勝 15位(1周遅れ)

評価 6点

一向に上向かないマシンの能力の低さに開発力が今一つなためか余計に上に上がれない。モナコのようなラッキーが無いとどうにもならん。

まぁポンコツなので。チームは、サインツを欲しがってるが、サインツが来たら用無しになるだろう。

 

 

【周冠宇】

SP予選 20位(1.411秒)Q1ノリス比

グリッド 19位

SP決勝 20位(53.143秒)

予選 20位(0.611秒)Q1ノリス比

決勝 17位(1周遅れ)

評価 5点

酷い結果ですね。これでは、シート獲得は厳しくなりますね。SP決勝で周回遅れにならなかったのは幸い。

予選でかなり改善されたが最下位。

決勝はどうにかなりポジションアップが出来たが、ボッタスには負けた。

角田とは因縁にならないで欲しい。あの子は単純に阿呆なだけだから。許してやって欲しい。

 

 

【バルテリ・ボッタス】

SP予選 18位(0.939秒)Q1ノリス比

SP決勝 18位(46.511秒)

予選 18位(0.397秒)Q1ノリス比

決勝 16位(1周遅れ)

評価 6点

ウィリアムズとの差で比べよう。

SP予選はサージェントと比べ0.207秒差。

予選はアルボンと比べ0.111秒差。

ウィリアムズと比べてまだまだ大差ある状態。中国・スペインはなんだったのか。周と比べても大差ないので、単純にマシンが悪いんでしょうね。得意なコースなどがあるんでしょう。

 

 

【ローガン・サージェント】

SP予選 15位(0.732秒)Q1ノリス比

SP決勝 16位(44.076秒)

予選 19位(0.406秒)Q1ノリス比

決勝 19位(2周遅れ)

評価 4点

ここまで、最後尾スタートの無い常にブービースターター。それだけが最大の売りというか。

2周遅れは流石に無いかな。いつまで彼を使い続けるのだろう。アメリカンマネーが原因だろうか。

 

 

 

【レッドブル】

SP評価 7点

決勝評価 5点

SPでマックスが勝つには勝ったが、マクラーレンが2位・3位を狙ったことでの勝利。実力とはちょっと違う。ペレスが下位を走ったことで、マクラーレンは大量得点を獲得できると分かったからだろう。レッドブルのポイントはたったの9P。戦略負けですね。マックス本人を褒めるのはわかりますが、チームとしては褒めれたものではありません。

決勝では、ノリスとの不要なほどのバトルを繰り返し5位に転落させてしまった。チームは冷静になるように指示は出さなかったのだろうか。マックスは、バトル慣れがあまりないんですよね。鍔迫り合いがとにかく下手。冷静になれば今回2位でも別に問題ないんですよ。楽に勝てるレースばかりしていたから鍔迫り合いになると二流レーサーに戻ってしまう。勝利至上主義が行き過ぎるとこういう凡ミスを犯してしまう。バカな話だ。

 

 

【フェラーリ】

SP評価 6点

決勝評価 6点

SP決勝共に言えるのは、マクラーレンにさえ遠く及ばなくなり、メルセデスがライバルな状態。今はまだ、コンストラクターで2位ではあるが、近いうちにマクラーレンに追い抜かれるのは決まったようなものだ。勢いのないチーム。夏休み明けまで待たねばならないのだろうか。タナボタでなければ表彰台にも上がれないほど無能力。基礎点で充分。

 

 

【マクラーレン】

SP評価 10点

決勝評価 8点

SPでは2位・3位ではあるがフェラーリやレッドブルに一気に近づく大量ポイント。作戦勝ちですね。

決勝前の予選で、ピアストリのタイム抹消で番手が下からだったため決勝でどうにか追いつき表彰台を狙える圏内に入った。ノリスの狂人化にも困ったものではあるが、あまり優等生な走りをされてもファンも視聴者も冷めちゃいますからね。なので挑むという姿勢には見どころがありました。ただ、既にブラックアンドホワイトが出てる状態で、少し無謀にも見える攻めの応酬。冷静さが欲しかった。

 

 

【メルセデス】

SP評価 7点

決勝評価 9点

順当に走ればSP決勝がメルセデスの能力なのでしょう。

決勝は、タナボタ勝利ではありますが、ポンコツエースのラッセルらしい勝利ではないでしょうか。良い思い出になったことでしょう。最後は、ピアストリに迫られ必死の逃げ切り。さぞかし怖かったことでしょう。

トト氏の「勝てるぞ!」は勝利に飢えた指揮官らしい発言。人間らしいですね。勝利が当たり前の時代の人でしたからね。

 

 

【アストンマーチン】

SP評価 6点

決勝評価 5点

2戦連続ポイント取れず。リタイアと言うわけでもないのが困ったものですね。周りのチームが戦闘力を増している中でRBあたりがライバルと言う不甲斐ない結果続き。SPでのストロールの10位は少し光ってましたね。まだそこまで悪くないのだと思う内容。

決勝では2人とも周回遅れになり減点。

 

 

【RB】

SP評価 5点

決勝評価 7点

SPでは最適化が図れず凡走。

決勝ではリカルドだけがどうにか9位に入り2戦ぶりのポイント獲得。チームの大黒柱のリカルドの退団話があちこちから聞こえているが、リカルドを失えばRBの発展はここまでとなる。チームに人事権が無いとはいえ、リカルドを失えばと考えれば角田なんぞの暴言に火消しに当たってる時間が惜しい。どちらが大事か考えればわかることなのだが。ハースに抜かれるのも時間の問題になると言うのだが。

 

 

【ハース】

SP評価 6点

決勝評価 8点

狂人ケビンが安定していた。珍しい。おかげで、SP9位と明るい兆しがあったのは確か。ペレスとの差も思ったほど大きくなくチームの士気を上げたのではないか。

決勝では、W入賞を果たす。予選でも十分期待できる内容で、ノリスのリタイアなどでポジションアップもあり非常に良い結果となった。

チーム内バトルは、バカげていると言うが、トップのチームではないのでバトルをして2台ともクラッシュして完走できないとなればそれはバカだなとは思うが、力でねじ伏せ結果を残しているのだ。下位チームでこれだけ風通しの良いのは非常に良い傾向ではないか。二人ともベテランではあるが、走りを楽しめてるのならばよいことでは?

 

 

【アルピーヌ】

SP評価 7点

決勝評価 7点

SPは予選まででしたね。お恵みのポイント獲得くらいまでは行けるようになりつつあるがまだまだ勝負にもならない下位争いを抜け切れていない。

決勝はチーム内バトルを披露してしまい相変わらず仲悪いなと印象付ける。元エースのオコンは内弁慶だからガスリーにしかしつこく絡まない。その点が弱弱しい。

チームとしては、自由にさせてるのかな。もうオコンに気を使う必要はないと思うのだが。

 

 

【ウィリアムズ】

SP評価 5点

決勝評価 5点

さすがにいいところが無さすぎる。ずっと期待外れ。モナコだけ特化してるとか、フェラーリみたいだね。

なにもいいところが無い。ここ何年だろう最低水準じゃない?昨年よりも悪いでしょ。エースがポンコツだからというのもあるが。善戦というわけでもなく。チームとしての魅力もない。どう見たら応援できるのか。教えてほしい。

 

 

【ザウバー】

SP評価 5点

決勝評価 6点

ウィリアムズとどっこいどっこい。一瞬光ったあのレースはなんだったのか。eスポーツに転向したほうが良さそうなくらい凡走。

 

 

 

イギリスGP初日にようやく書き終えました。

ではまた。イギリスGPで。